アルファ ベータ オメガ。 オメガバースの世界観を解説!Ωとαとβがいる世界

アルファであり,オメガである (ヨハネ黙示21:6)

アルファ ベータ オメガ

イエス・キリストは永遠に存在している神です。 (ヨハネ8:58) 「イエスは彼らに言われた。 『まことに,まことに, あなたがたに告げます。 アブラハムが生まれる前から, わたしはいるのです。 』」 わたしたちがイエスを信じると, わたしたちはイエスと共にいて,イエスと一つとなります。 わたしたちの過去のすべての罪は赦され, わたしたちの将来は,天国に行きます。 イエス・キリストは永遠に存在されています。 今はイエスのいのちである, 永遠のいのちがわたしたちの内にあるのです。 「また私は, 新しい天と新しい地とを見た。 以前の天と, 以前の地は過ぎ去り, もはや海もない。 私はまた, 聖なる都,新しいエルサレムが, 夫のために飾られた花嫁のように整えられて, 神のみもとを出て, 天から下って来るのを見た。 そのとき私は, 御座から出る大きな声がこう言うのを聞いた。 『見よ。 神の幕屋が人とともにある。 神は彼らとともに住み, 彼らはその民となる。 また,神ご自身が彼らとともにおられて, 彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。 もはや死もなく, 悲しみ,叫び,苦しみもない。 なぜなら,以前のものが, もはや過ぎ去ったからである。 』 すると,御座に着いておられる方が言われた。 『見よ。 わたしは,すべてを新しくする。 』又言われた。 『書き記せ。 これらのことばは, 信ずべきものであり,真実である。 』 また言われた。 『事は成就した。 わたしはアルファであり, オメガである。 最初であり,最後である。 わたしは,渇く者には, いのちの水の泉から, 価なしに飲ませる。 勝利を得る者は, これらのものを相続する。 わたしは彼の神となり, 彼はわたしの子となる。 しかし,おくびょう者, 不信仰の者,憎むべき者, 人を殺す者,不品行の者, 魔術を行なう者,偶像を拝む者, すべて偽りを言う者どもの受ける分は, 火と硫黄との燃える池の中にある。 これが第二の死である。 』」 (ヨハネ21:1-8).

次の

BL愛好者に流行る「オメガバース」とは何か 今も生まれ続ける「オカルト」

アルファ ベータ オメガ

この世界には男女の性の他に、アルファ、ベータ、オメガという3つのバース性と呼ばれるものがある。 長くなるので詳しい説明は割愛するが、アルファ性は、運動神経や頭脳、カリスマ性などに優れた優性種。 ベータ性は、平均的な能力の一般大衆。 オメガ種は、男性も子宮を持ち孕む事が出来る希少種と覚えてくれたらいい。 このアルファとオメガ種の間でだけ、「番」と呼ばれる特殊な絆が生まれる。 バース性の中で最も特徴的なのはオメガであろう。 彼(彼女)等には3ヵ月に一度発情期「ヒート」と呼ばれるものが存在する。 そしてあまり知られてはいないが、アルファにも発情期はあるのだ。 アルファの発情期の事をラットと呼ぶ。 しかし同じ発情といいながらも、オメガの発情期とは少し種類が異なる。 オメガの発情期が定期的に訪れるのとは違い、不定期に現れる。 それはその発現のメカニズムがオメガとは異なるから。 アルファの発情期は番となったオメガの発情を引き金として発生する。 オメガのヒートが番のアルファを誘うものに対して、アルファのラットは他者を排除し、番のオメガを護る事になる。 それも過剰なまでに容赦なく。 アルファの精神が安定しているカップルであれば、ラットはほぼ起きる事が無い。 しかしどんな理性的なアルファであろうとも、番のオメガに手を出された場合は烈火の如く怒り狂う。 そう丁度その時のシャアの様に。 ネオジオンという組織が現れた時、連邦軍は大して重要だとは思ってはいなかった。 かつてのジオンの残存勢力や地球に不満を持つスペースノイド共の集まりくらいにしか思っていなかったのだ。 そんな者共は、今までにも雨後の筍のように現れては消えていったのだから。 しかしそんな彼等の甘い認識を嘲笑うかのように、ネオジオンは急速に力を増してゆく。 取るに足りない辺境の一集団だと思っていたのに、瞬く間に勢力を拡大し艦隊やモビルスーツ部隊なども備えた統率の取れた軍隊として成長。 なによりも、そのトップに立っているのが、かの有名な「赤い彗星のシャア」であり、ジオン・ズム・ダイクンの遺児キャスバル・レム・ダイクンだというではないか。 ここにいたって漸く連邦軍は「ネオジオン」の危険性と重要性を認識した。 しかしそれでもまだ彼等は危機感を抱いてはいなかった。 だって連邦軍には、シャアに対抗できる切り札がある。 最強の盾であり、矛でもある、ファーストニュータイプ「アムロ・レイ」が。 確か今でもシャアの動向を追っていたはずである。 ファーストニュータイプなど厄介な存在だったが、漸く役に立つ時が来た。 押っ取り刀でアムロを呼び出そうとした彼等は、予想外の事実に愕然とする。 なんとアムロがとっくに連邦軍から抜け、ネオジオンへと移籍していたのだ。 それもシャアの番として。 「馬鹿な!どういう事だ!?アムロ・レイはベータだろう!」 それを知った連邦軍の人間は思わず叫んだ。 ニュータイプの生態について研究するために、アムロは徹底的に調べ上げられた。 彼等もアムロのあまりにも高い素養に、アルファだと推測していた。 しかしどんなに精密検査をしても、アムロがベータだという事実は覆らなかったのだ。 話には聞いた事があるが、「後天性オメガ」というやつか。 それにしても、あの驚異のニュータイプ能力をもったアムロ・レイがオメガとは…。 その事実に最も狂喜したのは、連邦軍内の研究者たち。 彼等はかつて徹底的にファーストニュータイプを調べ上げた。 ニュータイプであるアムロの戦場での有用性は先の一年戦争で証明されている。 強力なニュータイプ能力を持った部隊ができれば、どんな戦いでも怖いものなしだ。 しかし彼等の頭脳をもってしても、ニュータイプの神髄に到達はできなかった。 人工的にニュータイプを作る事が出来なかったのだ。 かろうじて強化人間というものはできたが、しょせん強化人間は強化人間。 真正のニュータイプの足元にも及ばない。 他の人間を科学の力でニュータイプにはできなかった彼等は、アムロのDNAを使ってニュータイプを生み出せないかと思った。 アムロから採取した精液で、人工授精も試みた。 しかしなぜか全て着床せずに、流れてしまったのだ。 流石に諦めが漂っていた中に知らされたアムロが「オメガ」だという事実。 それは彼等にとって正に一筋の光明。 オメガという事は、子供を孕めるという事だ。 アムロの精から子供を作る事は失敗したが、アムロに子供を産ませることはできるかもしれない。 他の女の腹で作られる子供よりも、アムロの腹で育つ子供の方が、きっと素晴らしく強いニュータイプになるに違いない。 そう考えた彼等は、密かにアムロの確保を企てた。 愛するアムロを番という最高の形で手に入れたシャアは、今まで以上の力をその身に宿した。 元から能力の高いアルファであったが、その強すぎるアルファ能力のせいで精神的に不安定な部分があった。 それが過度の復讐心や厭世観に繋がっていたのだが、番のオメガが傍にいる事でかつてない程の安定を得た。 アルファの中でも高位であったものが、最上級のアルファとなったのだ。 それはもう進化と呼んでもいいくらいに。 その偉大なるカリスマ性に惹かれて、地球や連邦軍に対する不満を持つ者達がどんどん集まっていく。 そうして愛する者と安定を得たシャアは、精力的に動き始めた。 各コロニーの有力者や、企業だけでなく、小さくとも有益となると見た組織とも会談や交渉の場を設けた。 もちろんアムロもそれに同行する。 番となった以上、長期間離れるのは好ましくないのだ。 それだけじゃなく、アムロもシャアの役に立ち支えたかったから。 アムロの場合、モビルスーツ戦では負けなしだが、海千山千の曲者が集う交渉の場では全く役に立たない。 けれどその高いニュータイプ能力で、相手が自分達に対して敵意を持っているかどうかは分かる。 どれほどに親し気な態度を見せようとも、心の奥に潜む殺意をアムロに隠す事は出来ない。 その判断だけでも、シャアにとっては有益だった。 精神力を削る交渉の場で、アムロの存在は確かにシャアの支えとなっていたのだ。 そして、そんな交渉の場の一つで、それは起きた。 あ~、マズったな。 アムロは重たい頭で舌打ちを打つ。 その日はとあるコロニーでシャアと共にパーティーに出席していた。 アムロにとっては非常に面倒くさい。 しかし交渉相手によっては、自分の権威を見せつけるために盛大なパーティーなどを開いて見せる者も少なくはない。 そんな事でいらない金や労力を使うよりも、さっさと交渉だけすればいいのにと思うのだが付き合ってやるしかない。 シャアに言わせると、これも駆け引きというやつらしい。 やはり自分には向いていない世界だと思う。 そんないつもと同じ退屈なパーティーの中、アムロは何故か落ち着かなかった。 なんだか心がぞわぞわとする。 どうにも落ち着かないアムロは、先にホテルの部屋に戻ることにした。 幸いパーティーの会場と、アムロ達が宿泊しているのは同じホテルだ。 一人先に戻っても構うまい。 シャアに一言告げようかと思ったが、お偉いさん達に囲まれていて近付きにくい。 アムロは共に参加しているネオジオンの人間に先に戻ると告げた。 「では部屋までお供します」 「いいよ、子供じゃあるまいし。 一人で戻る」 アムロは軽い調子で護衛を断ると、一人会場を後にした。 そして人気のないエレベーターホールに来たところで、アムロは何者かに襲われたのだった。 何やら麻酔か何を嗅がされたらしく、意識のない内にどこか見知らぬ場所に連れ攫われたらしい。 子供じゃないからと護衛を断っておきながら、このていたらく。 きっとシャアは今頃怒り狂っているだろう。 アムロは薄目を開けて辺りを伺う。 まず目に入るのはアムロが寝かされているベッドのシーツ。 …そうなのだ、ベッドの上なのだ。 それも結構いいベッドだ。 寝心地も悪くないし、シーツも上等。 アムロ達が宿泊しているホテルとは違うが、ここもそれなりのホテルなのだろうか? どうやら相手はアムロを丁重にもてなすつもりらしい。 …胡散臭いな。 こいつら何がしたいのか。 シャアに対する脅迫の材料にでもする気だろうか。 それでもアムロにはあまり危機感はなかった。 きっとシャアが助けに来る。 それは絶大な信頼。 シャアと番になった事で、微かに繋がっていた二人の絆は強固なものとなった。 それにあの独占欲の強いシャアが、他の人間の元にアムロを置いておくはずがない。 そんな事を考えているアムロの前で、部屋の扉が開かれた。 そこから数人の人物が入ってくる。 その顔を見たアムロは不愉快げに眉を顰めると、深々と溜め息をついた。 ああ、そうか。 お前達か。 うんざりとしたアムロの視線の先にいたのは、かつて連邦軍の研究所でアムロをモルモットのように扱った研究者だったのだ。 「久しぶりだね、アムロ・レイ大尉。 無断で軍を抜けるのは重罪だぞ。 まあ、我々の研究に協力するなら、上層部にとりなしてやってもいいがね」 恩着せがましい研究者達の言葉に、アムロから表情が抜け落ちる。 しかしそんなアムロに気付くことなく、滔々と持論をぶちまけ続ける。 「しかし、オメガになるとは素晴らしい。 君はこれから新世代の聖母として優秀なアルファのニュータイプを産んでいくのだ!」 研究者たちの言葉にアムロは「やはり、狙いはそれか」と溜め息をつく。 後天的にオメガとなった時から、こうなる可能性は考えていた。 そんな研究者たちの後ろに立つ男にアムロは視線を移す。 その男の存在もアムロにとって意外ではなかった。 その男は今回の交渉相手であるコロニーの有力者の身内で、パーティーにも顔を出していた。 アムロを見る目が非常に粘着質でいやらしいものだったのを覚えている。 どうやら今回の事は全て仕組まれていたらしい。 油断なく構えながらも、アムロは自らの身体の変化にも気付いていた。 身体が熱を持ち、あらぬところが疼きだしているのだ。 これは何か薬物を盛られたな。 相変わらずな下種のやり口にアムロは舌打ちをする。 その様子に気付いた男が更に下卑た笑いを浮かべた。 「ふふふ、強制発情剤が効いてきただろう?安心するがいい、アルファであるオレ様が相手をしてやるから」 舌なめずりするような男に、アムロは手口が「慣れている」と感じた。 こういう自惚れが強い男は「アルファ」を選ばれた存在だと思い込んでいる。 そして傲慢にも他のベータやオメガを見下しているのだ。 きっと今までにも多くのベータやオメガがこの男に無残に食われている。 特にオメガという種はアルファには弱い。 幸いにもアムロはオメガとなって直ぐにシャアという番を持てたが、フリーのオメガ達はヒートという特性から唯一それを沈められるアルファを求めてしまうのだ。 それを悪用する男にアムロは激しい怒りを覚えた。 一方その頃、シャアはというと アムロの予想通り激しい怒りに包まれていた。 一人部屋に戻ったというアムロを「仕方がないな」と苦笑して、自らも部屋へと戻ったシャアが目にしたのは、誰もいない空間。 即座に緊急事態を告げ探し回った部下達が見つけたのは、密かに護衛していたはずの者がスタンガンで気絶させられ縛り上げて非常階段に放置された姿だった。 アムロが何者かに拉致されたのは確実。 対策のためにシャアの部屋へと皆が招集された。 宇宙港には既に手を回してどんな小さな民間機であっても出港できないようにしている。 「さて、どう思う?」 「恐らくお考えの通り今回の交渉自体が罠であったのかと」 シャアの問い掛けにホルストが答える。 「だろうな。 裏では連邦と繋がりながら、我々を手玉に取ろうとしたか」 恐らく番であるアムロを人質に使い、シャアを脅し傀儡にでも仕立て上げようというのか。 「甘く見られたものだ」 シャアの呟きは、声を荒げる事もなく静かなものだというのに、聞いた者をぞっと恐怖させる危険な響きを宿していた。 「うっ…!」 その時、今まで冷静だったシャアが胸元を押さえて身を折った。 「総帥!?」 驚くネオジオンの人間達。 暫くして顔を上げたシャアに周りの皆は背筋を凍らせる。 「どうやら奴らは死にたいらしい」 先程までの怒りが炎の様だというのならば、今のシャアは全てを凍り付かせる絶対零度の氷河。 それはシャアにたてつく愚か者共が、逆鱗に触れたという事。 アルファとオメガ、それも強く結ばれた運命の番の二人には、互いの間に繋がれた回路の様なものがある。 その回路がアムロの発情を伝えてきた。 番であるシャアは当然アムロのヒートの間隔も知っている。 アムロが正常なヒートになるのは、まだしばらく先の事。 なのに発情の気配を感じるという事は、何らかの薬物によるものだろう。 アムロを発情させてどうしようというのか。 そんなもの決まっている。 アムロを無理矢理レイプし、孕ませるつもりなのだろう。 この私の最愛の番を…!! 理由がどうとか、黒幕は誰だとか、そんな事はもうどうでもいい。 自分から最愛の番であるアムロを奪おうとしている。 そんな事が許されるわけがない。 奴等は万死に値する。 今回の事に関わったものは全て殲滅する。 「何か問題があるか?」 「いえ、全く問題はございません」 シャアの質問に周りに控えていた者達は、恭しくこうべを垂れる。 本当は交渉など必要ではないのだ。 勢力全てを飲み込んで我が物にしてしまえばいい。 ただ、アムロがあまり攻撃的な手段を好まないから、それに合わせていただけなのだから。 そんなネオジオンの良心であり慈悲を象徴するアムロに対する今回の仕打ち。 彼等が絶対的な攻撃にさらされるのは自業自得と言えた。 発情期のオメガに手を出すという事は、番のアルファのラットを呼び起こす事に他ならない。 それはバース性を持つ者にとっては当たり前のこと。 通常のアルファであれば、対象は狭い。 けれどシャアのラットは規模が違った。 「コロニーを制圧する」 「承知しました」 シャアのとんでもない宣言に、ネオジオンの人間は当然の様に答えた。 彼等にしてもアムロを奪われた事を怒っているのだ。 例えるならば、ネオジオンは最上級のアルファであるシャアに率いられた巨大な群れ。 そしてアムロはその大切な番。 国で言うならば、シャアが王であり、アムロは王妃となる。 更に小さな集団に落とし込むならば、シャアが父で、アムロが母という一つの家族。 家族の、それも母に手を出されて怒らない者などいない。 番のあるオメガに手を出すのは、それほどに罪深い事なのだ。 先述の通り、それはバース性を持つ者なら常識である。 しかし今回の首謀者である連邦軍の研究者たちはベータばかり。 バース性というものに対して知識はあれど、実感としてはほとんど理解していなかったのだ。 まさしく死神への契約書に自らサインをしたようなもの。 この時点で彼等の運命は決まった。 結末は呆気ないものだった。 当然の事ながら、アムロが探知機などを装備してないわけがない。 その居場所は直ぐに突き止められた。 アムロがホテルのスイートルームかと思っていた部屋は、あの有力者の身内の男が持つ別宅の一つだったらしい。 その別宅も、有力者の本宅も武装したネオジオンの兵に包囲され完全制圧された。 突然踏み込んできたネオジオン兵達に屋敷内が騒然となる中、美しき死神が悠然と歩みを進める。 シャアが突き進む先には一つの扉があった。 昔の家とは違い、現在の建物・・それもコロニーなどにあるものの堅牢性は比べるまでもない。 人の力で蹴破る事などはできない。 そんなわけでシャアが用意したのはバズーカ砲。 躊躇う事無くシャアはそれをぶっ放した。 堅牢な扉もこれには敵わず大穴を開ける。 ちなみにこんな力技を使ってアムロが怪我したらどうするのかという、当然の疑問も湧くだろう。 しかしシャアがそんな事を考えないわけがない。 短時間で、この別宅の構造や間取りなどは調査済み。 別宅の主の部屋は、2部屋続きで奥に寝室があると分かっている。 アムロの発情の状況から考えて、寝室にいるのは間違いない。 ならば一つ目の部屋に対して遠慮などいらない。 もしそこに人がいたとしても、シャアの知った事ではない。 アムロを攫った時点で、有力者一族だけでなくそれに従う者も全て敵だ。 たとえ巻き添えを食って死んだとしても自業自得。 人が通れる空間ができた扉を前に、シャアはバズーカを後ろの兵に渡す。 流石にこれから先には使えない。 シャアの意思の元、ネオジオン兵が室内に雪崩れこんだ。 ネオジオン兵が生き残りの人間を制圧する中、シャアは奥の寝室に急ぐ。 そこでシャアは予想外の光景を目にした。 まず認識したのはアムロの無事。 やたらと大きく豪華なベッドの上にいるアムロは多少の衣服の乱れはあったものの、恐れていた様な凌辱の後は見当たらなかった。 怒りに燃えるアムロの周りには、陽炎のようにオーラが取り巻いている。 ゆらりと揺らぐ赤い髪がまるで炎の様だ。 青い瞳が燐光を放っているかのようで、シャアは場違いにもその神々しさに見惚れてしまう。 その視線を室内に巡らせると、部屋の片隅で貧相な男達が震えながら蹲りベッドの前ではだらしなく一物をぶら下げた男が白目を剥いて倒れている。 恐らくまともにアムロの威圧とプレッシャーに当てられたのだろう。 愚かな、とシャアはせせら笑う。 バース性を持つ者は、互いの事が分かる。 シャアは気絶した男がアルファだと直ぐに見抜いた。 しかし一概にアルファといっても、その能力はピンからキリ。 それをこの男は分かっていなかったらしい。 「アルファ」という性に自惚れた男は、能力差を見極める知性がなかった。 普通ならばごく自然に身につくものだけど、有力者の身内という権力を自らの能力だと見誤っていたのだ。 シャアと男の間には天と地ほどの差があったものを。 アムロと番、安定を手に入れたシャアは最上級のアルファへと進化した。 まさしくアルファの中のアルファ。 アルファの王である。 そんなアルファの王であるシャアのパートナーのアムロがただのオメガであるわけがない。 言うなれば、アムロはオメガの王。 たとえバース性の違いはあれど、王が末端の者に負けるわけがない。 ましてやアムロは優秀なニュータイプ能力者でもある。 威圧とプレッシャーで無能なアルファを意識不明にする事などわけないのだ。 さらに今は男に対する怒りで、その出力も上がるというもの。 愚かな男は、多分最大出力の威圧とプレッシャーを叩きつけられたのだろう。 眼前に晒される汚物にシャアは顔をしかめると、容赦なく男の身体を足で蹴って裏返す。 裏側もまた美しくないが、醜悪な一物を見せつけられるよりも幾分かマシだ。 シャアとアムロに対する配慮から、寝室には入ってこなかったネオジオン兵がシャアの許しを受けて雪崩込む。 ガタガタと震えている研究者達を拘束していく兵達を背に、シャアはベッドの上のアムロに自らの上着を掛けると抱き締めた。 怒りにしばし我を忘れていたらしいアムロが、シャアの温もりとフェロモンに包まれて落ち着きを取り戻す。 それは困った事態も引き起こす。 怒りによって抑え込まれていた発情が、シャアのフェロモンを感じた事で活性化しだしたのだ。 「ごめん、発情促進剤を使われた」 上気した頬で荒い息をつくアムロを、シャアはきつく抱き締める。 シャアは自らの上着だけでは足りないとばかりに、ベッドからシーツをはぎ取った。 微かにベッド下に伸びている男の匂いがして顔をしかめるが、ここは仕方がない。 現状のアムロの姿を、たとえネオジオンの兵であっても、他の男に見せるわけにはいかない。 ここに来るまでに邪魔する奴らを叩きのめして来た事で少しは発散できていたが、シャアはまだラットの真っ最中なのだ。 アムロをシーツでグルグル巻きにすると、大切そうに横抱きにする。 ネオジオンの兵にしても、シャアのラット状態は理解しているので、アムロの無事にほっとしながらも、余計な視線は向けない。 何気なくアムロに視線を向けただけでも、ラット状態のシャアに対しては危険なのだ。 なので彼等はシャアとアムロの姿から不自然なほどに顔を反らしたまま、黙々と事後処理にあたる。 そして用意されていた車に乗って、シャアはホテルの部屋へと戻った。 ちなみに用意されていた車も、運転席との間に仕切りがあり、シャア達が乗る後部座席は完全密閉。 更に言うと、ホテルもネオジオンによって完全に制圧されている。 その部屋に籠り、アムロが薬による発情から抜け出した頃には、コロニー全域がネオジオンに制圧された後だったのだとか。 シャアの行動力に若干呆れるが、今回は自分も怒っているので問題なしとする。 普通にコロニーに暮らすだけの一般市民に被害が出ていれば問題もあろうが、有力者や上層部、主要機関を制しただけで市民生活には支障はないのだ。 今まで通りに施設が利用できて生活ができるなら、たとえ経営者が変わろうとも彼等にはどうでもいい事。 そんなわけで、今回の騒動は幕を下ろしたのだった。

次の

#松花 #オメガバース 花巻の巣作り

アルファ ベータ オメガ

しかし急激な人口の衰えを前に人は新たな進化を遂げます。 男女という違いは形だけの名残を残して、全ての人間が妊娠できるようになりました。 男型には肛門から子宮に繋がる器官があります。 女型は興奮するとクリトリスがペニス状に勃起して射精する事ができます。 アルファ、ベータ、オメガ それぞれの特徴• ヒートという突発的な発情期がある。 射精の際の精液の量が最も多い。 射精の際の精液の量が最も多い。 発情期がない。 発情期があり、周期は1ヶ月に1度、約7日間。 発情期以外での妊娠は極めて少ない。 性フェロモンを持っている。 一度ヒートに入ると理性が飛び、暴力的になってしまう傾向があります。 Close.

次の