今 そう たった今 君 しか 見え ない 世界 から。 生まれつきモノクロしか見えない全色盲の人たちから学ぶ不思議な「色」の感覚世界

僕にしか見えない彼女|tomicurren|note

今 そう たった今 君 しか 見え ない 世界 から

私たちは今年、梅雨という名前にあまりにもピッタリな天候が続いていた季節の間、身体や大事な荷物を傘の下で守ってもらった事が何回あっただろうか。 そしてそんな傘の存在を忘れ、どこで別れたかも思い出せずに放置してきた事がこれまで何度あるだろう。 私は、無条件にただその人のためだけを想う愛情という傘をどれほど今までの人生で差し出され、どれくらい差し出す事が出来たのだろうか。 SEKAI NO OWARIがインディーズデビューから10周年という記念すべき節目の年に発売したシングルの表題曲「umbrella」。 聴き始めた瞬間、まるで雨粒の一滴が波紋としてどこまでも広がっていくように、深瀬さんの美しくて透き通っている高音域の歌声が耳から全身に行き渡っていく。 そうして始まったと思えば、その余韻に浸らせる暇もないほど勢い良くAメロへと吸い込まれてゆき、力強くも切なげな歌声により幕が上げられていった。 鼓動に直接轟くようなドラムの音、最後の最後まで雨が上がることに対して惜別の思いを募らせるようなピアノの繊細なフレーズ、曲の世界観をくっきりと浮き上がらせるようなストリングスの音色、ストーリーの展開を支えるギターの響き… 今までの中でも特に苦労して作られたというこの曲は、一度聴いただけでもぎっしりと詰まった彼らの熱量が届いてくるようだった。 「umbrella」という曲のタイトルを聴いた時、すぐに思い出したのは2017年に彼らが発売した「RAIN」という曲の存在だった。 「虹が架かる空には雨が降ってたんだ 虹はいずれ消えるけど雨は草木を育てていくんだ」 たとえその時は雨が二度と降り止まないような暗く色のない世界に見えても、必ず意味のあるものとなって未来に恵みを与えてくれる、そんな風に人生の移り変わりを重ねたこの曲に救われた人は少なくないと思う。 鬱々とした雨の日だって悪くないと思える、そんなふとした瞬間にも音楽の力を感じられた。 その最後はこのセリフで締められている。 今度はその傘が主人公となり、密かなる想いを抱えたまま自分の役目を全うする、そのように描かれた姿は胸を締めつけられるような哀しく儚い物語だった。 ここで考えられる事。 一見矛盾した表現だが、短く説明するならばそれが一番分かりやすい言い方だと思う。 何よりも必要とされる存在となって君に寄り添う、少しでも長くその時間が続きますように…そういう願いが込められているのではないだろうか。 まるで自分自身に言い聞かせるように。 そこに自分が存在する意味を見出していることが感じ取れた。 ただ、そんな切ない感情の奥にはもっと計り知れないほどの深い想いが描かれているように思えた。 以前、「傘にどこか共鳴するところがある」と深瀬さんが話しているのを聞いた時、少し衝撃を受けたのを覚えている。 「自分はビニール傘みたいに吹けば飛ぶような存在だった。 だけど、こうして10年間SEKAI NO OWARIを続けてきたことから自信が生まれ、このタイミングで傘を題材にした曲の歌詞を書くことが出来た」と、そんな風に語っていたのだ。 思えば私たちは、彼らがこの10年間どんなに美しくて眩い景色を見てきたのか、その裏でどれだけ悔しくてやりきれない思いを重ねてきたのか、ほんの一部だってきっと知らない。 だけど、そんなただのファンにも一つだけ確かに分かる事がある。 それは、これまで4人はどんな瞬間も支え合いながら大きな愛を生み出し、それを私たちが両手に抱えてもこぼれ落ちそうなほどに目一杯、差し伸べ続けてくれていたという事。 しかも10年間、ずっとだ。 光と闇、正義と悪、生と死、希望と絶望、悲しみと喜び、争いと平和、朝と夜… 普通に考えていたらどうしたって真反対にあって交わらないはずのテーマを、どちらかを特別に敵視する訳では無く、その両面が混在する世界の姿、そしてそこで生きる者たちの本質を常に歌ってきた彼ら。 中には祈りにも似た願いが込められたものも多いように思う。 その根底にある優しさと考え方に触れた時、かつて無いほど心は震え、感じたことの無い温もりで満たされていた。 「人に優しくしよう」と、言葉で言うのは簡単だ。 それでも彼らは、今もなお新しい世界を追求し、表現の幅をどこまでも広げながら現在進行形で続けている。 そうして生まれる優しさは時に、強烈な鋭さを持って振りかかってくる事がある。 目を瞑ってしまいたくなるような、そんな自分の弱い一面を剥き出しにされてしまったらもう逃げられない。 もちろんそれは、自分なんてダメだと奈落の底に突き落とされるものではなく、どんな無力さや苦しみもしっかり受け入れられるように真実を見つめさせていくものだった。 それもただ一方的に答えを押しつけるのではなくて、一人一人が様々な方向から考えて決めた道を進めるように。 これはきっと彼ら自身が、本当の弱さや絶望するほどの苦しみを人一倍知っていて向き合ってきたからだと思う。 だからこそ彼らからは、脆く崩れてしまうことのない凛とした土台のある強さが伝わってくる。 実は、今回のumbrellaにはそんな彼らの強い愛にどこか似たものを感じられるような気がしていた。 「私の気持ちは自由だと誰かが言った そんな事ないわ 運命よりも変えられないの」 自分ではもう変えることが出来ないほどの固い意志。 一度決めたその覚悟を、生涯を賭けて貫き通していく生き方が映し出されているように思えたのだ。 ただ… 「雨が静かに上がり傘立てに置かれた傘 忘れた事さえ忘れられてしまったような」 きっともう、こんな風に誰からも必要とされなくなり、忘れ去られてしまうと恐れる事は二度と無いはずだ。 10年という月日の積み重ねによって彼らの存在は確立されてきた。 今や多くの人の心に無くてはならない灯火のような存在になっている。 だからこそ、深瀬さんが言った通り10周年というこのタイミングで、umbrellaという曲が一つの作品として生み出され、世に放たれていったのかもしれない。 …と、曲の事を伝えているつもりが、彼らへの想いを語るばかりになってしまった。 要するに、このumbrellaの主人公として擬人化された傘の想いには底知れない愛情があると、ただそう伝えたかった。 自分の運命に気がついてしまっても、際限なく溢れる悲しみに蓋をして、一つの見返りも求めずにすべてを捧げるほどのあまりに大きすぎる愛が描かれている。 実際、ここまで深い愛を誰かのために差し出すことなど人生の中でそうある事じゃないかもしれない。 けれど世界中には、100人いれば100通りの様々な色や形をした愛の表し方があると思う。 だからこそこの曲は多くの人の心にそれぞれ違った見え方で浸透していき、ある時には寄り添ってくれる味方のような存在になってくれるのではないだろうか。 そうして力を貰った者たちは、きっとこれからも4人の織り成す世界に魅了されていくことだろう。 そしてこの曲の主人公自身も、彼らの手によって陽の当たらぬ想いを歌の中に昇華されたことでどこか報われたのではないだろうか…私の主観に過ぎないものの、そんな風に感じている。 長い時間をかけて多くの人の居場所を作ってきた彼ら。 きっと4人はこれから先も、一人でうずくまっている人がいればその人が顔を上げられるように目線を合わせて手を引っ張ってくれる。 変化し続けながらも変わらない愛を彼らは描いているからだ。 いつか、その貰った愛に負けないほど私たち自身も彼らや大切な人たちに対して大きな愛を抱えながら生きていく事が出来るのだろうか… そんな事を考えながらも、今思う事はただ一つ。 この10年を超えた先の未来、4人によって引き続き丁寧に紡がれていく物語をいつまでも私は素直な気持ちで見つめていきたい。 今はただ、そう願わずにはいられない。 投稿いただいたコメントはロッキング・オンが公開可否審査を行った上で掲載します。 コメントの前に、かならずを読んでください。 音楽文事務局が不適当と判断したコメントについては掲載しない場合がございます。 また、一度掲載されたコメントも、音楽文事務局の判断で削除させていただく場合がございます。 ご了承の上ご利用ください。 コメントの掲載基準や掲載可否についてのお問い合わせにはご対応いたしかねます。 ご了承ください。 利用規約に違反している可能性があるコメントを見つけた際は、当該コメントの「…」ボタンより「報告する」を押してお知らせください。 お知らせいただいたコメントは1件ずつ確認し、対処いたします。 犯罪予告や名誉棄損、侮辱、信用棄損、業務妨害罪などに該当する場合など、コメントの内容によっては警察に通報する場合があります。 本コメント機能はベータ版となります。 予告なく終了する場合がございます。 ご了承ください。

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「君以外、他の女はもう要らない」。たった一晩のデートで男を夢中にさせた、30歳の女(東京カレンダー)

今 そう たった今 君 しか 見え ない 世界 から

〈 目次 〉 1 ジミンくんが足りない 2 ポッキー 3 プロ彼氏 4 天使ジミン 5 揺れないこころ 6 ジミンくんの海賊旗 7 涙の理由 1 ジミンくんが足りない ジミンくんが足りない。 世の中にあふれるすてきなアイドルたちを観ていると時々こんなことを思う。 ばんたん以外にも私の好きなアイドルはたくさんいて、みんなそれぞれ最高にがんばっているし、それぞれにとってもすてきなのだから、失礼なことを考えてるのは分かる。 だから誰にも言ったことないけど、本当は、時々とても、ジミンくんが足りないって思ってる。 ライブのMCでメンバーの誰かがファンに語りかける時、愛嬌をはずかしがる時、その土地の方言を使う時、ジミンくんだったらもっとこうするのに…とか思ってしまう私がいる。 ライブのMCで一人で話すときには、毎回けっこうな尺を使う。 ゆっくりと丁寧に私たちの注目を集めながら、真心をこめてたっぷりと間を使う。 そしてそれは、決してムダな時間にはならないで、私たちの心を確実に仕留めにくる。 ずぶずぶのあーみーなら、誰もがジミンくんのこと大好きだし、ジミンくんのこと女だったらめっちゃむかつくし、ジミンくんになりたい。 そしてメンバーたちに惜しみない癒しを振りまきたい。 2 ポッキー Huluで配信されたスイーツパーティーの時のあだ名問題はなんだったのだろう。 かわいいけどふつうだ。 そして話が別のメンバーに移ろうとしたころ、思いついたように「あっ!ポッキーだった!ポッキー!」と言い出した。 彼がデザインしたBT21のキャラクターは犬だ。 BT21を、初めて見た時、一番かわいいと思ったのが、そのCHIMMYというキャラクターだった。 ジミンくんはよく、あーみーたちからヒヨコに例えられているのに、描いたのは犬だった。 でもジミンくんの分身が犬だったらと思うと、もう、ちょっと想像しただけで100パーセントかわいい。 ジミンくんは自分のプロデュース能力に長けている。 ジミンくんのことってぜんぜん分からない。 ボンボヤ3では小学生の頃、海賊になりたいと思っていたそうだ。 『世界一の剣豪になる!』とお母さんに話していたそうだけど、もちもちのかわいいポッキーが海賊にあこがれていたなんて…これはかわいすぎて、ちょっとした事件だ。 あだ名問題に関して、ピピピっと計算したあざとさなのか、それともぼんやりと考えながら話した真実なのか、ぜんぜん分からない。 3 プロ彼氏 やわらかで不思議な彼には、とてものんびりした一面もある。 旅行に行くと空や鳥や海を眺めて、とても楽しそうにのんびりしている。 遅刻の常習犯とメンバーにも言われているように、ジミンくんは準備も遅いらしく、その歩みもゆっくりだ。 ゆっくりと色んな景色を眺めながら歩いているのだろうか?遠くや上ばかり見て、ふわふわと歩いているジミンくんはよくつまづく。 何にもしなくても、そこにある風景や温度を感じて楽しめる人とする旅行ってとっても楽しそうだ。 ジミンくんとグクの自由行動タイムは、まじめな話はしないけど、時間に縛られることなくのんびりしていてとても良い。 意外と(!?)根は男らしいから、ぐいぐい引っ張ってくれるのに、どこかちょっとうっかりしている。 だから、頼りになるけれど、同時に一緒に相談しながらいろんなことを決められるだろう。 こんな恋人とするデートは、絶対に楽しいに決まってる。 そしてジミンくんはマメだ。 台風の前に、『みんな気をつけて下さいね』とメッセージをくれる。 何かしら、ファンがざわつく騒動があった時には、こちらが安心できるような、なんでもない日常をふわりとツイートしてくれる。 マメ男なジミンくんは、私たちが喜ぶことをいつも一番に考えてくれるプロ彼氏だ。 そして、ジミンプロくらいになるとこんなことをしたりする。 なんてかわいいのだろう。 ジミンくんって女の子みたいな時がある。 ぴょんぴょん飛びはねて喜んだり、ジタバタしながらやだぁ〜みたいなことを言ってみたり、自然に寄り添ってボディタッチをする。 ジミンくんの仕草を完コピしたらめちゃくちゃ女子力が上がる気がするし、どんな男の人でもすぐに落とせる気がする。 そしてもしも、近くにあんな女の子がいたなら、私はたぶん仲良くなれない。 私が好きになった人にも平気でベタベタさわるし、私がいない時にマメに連絡取り合ったり、うっかり2人でデートとかに行って、「ごめんね。 誘おうと思ってたんだけど、忙しそうだったから…」とか、確信犯のくせに悲しげな顔で言ってきたりするタイプの女子だから。 あざとい……。 その言葉はジミンくんにぴったりだ。 でもどうしたってかわいい。 努力を積んで、血と汗と涙にまみれたそれは、大切な仲間たちの為にあるから。 だからどんなにわざとでもすなおにかわいい。 余裕で120パーセントかわいい。 例えどんなにファンじゃない人が、冷静に彼の仕草や行動を批評しようとも、『わざとじゃないし。 ジミンくんは天使なんだし!』とか反論したくなる。 4 天使ジミン そう。 ジミンくんは天使だ。 そこにさみしい人がいたら、いちばんに気づいて、そっとその人の心に寄り添ってあげることができる人だ。 RUN BTS! のバドミントンの回で、グクの何気ない一言に傷ついたようなテテが、ひとりその場を離れた時、「てひょんあ〜」と優しく呼び寄せ手をつないだ。 ジンくんのおばあさんが亡くなった時、ステージでぼんやりしているジンくんに、やさしくハグをした。 花様年華のソウルコンで、ステージに突っ伏して肩を震わせて涙するゆんぎの背中を、ぽんぽんと叩いてあげていた。 ライブの最後にみんなが泣いている時もそうだ。 そんな時にはとびきりの笑顔でひとり、めいいっぱいに明るく振る舞う。 つい先日もそうだ。 ロンドン公演でケガのため一人ステージに置かれた椅子に座り歌っている途中、泣き出してしまったグクに気づき、ジミンくんはいつもの笑顔で遠くから駆け寄った。 天使が飛ぶみたいに軽やかにステージの上を走っていくジミンくんの姿はとってもきれいだ。 いくつあげてもきりがないやさしさが、彼のたくさんの瞬間にあふれてる。 テヒョンくんが辛かった時、「助けてあげることは出来ないけど、力にはなれる」と声をかけたそうだ。 BURN THE STAGE、Huluインタビューより 外出届けを出さなければ出かけられなかった頃、真夜中に抜け出したテテにつきあい、夜明け前の公園で話し相手になっていたのもジミンくんだったといつか話していた。 ジミンくんは、ボンボヤ3の当初、参加できなかったテヒョンの話ばかりをしていた。 7人いないならこれは友情旅行じゃないです。 と言ってみたり、テヒョンはテヒョンは…と、そこにいないテテの話ばかりをくり返した。 ゆんぎが帰ることになった夜、宿に流れるBGMのゆんぎヒョンの声を聴いて「ユンギヒョーーン!会いたいよーーーーーー!」とパジャマ姿でかわいく叫んでいた。 やさしさアピールじゃない。 あとでテテちゃんやゆんぎがそれを観た時、とってもうれしく思うはずだ。 ジミンくんはいつだって、人のさみしさにそっと寄り添うことができるのだ。 5 揺れないこころ 2017年のアイドル運動会の時、ジミンくんの行動が炎上した。 長男であるジンくんの靴を放り投げたのがいけなかった。 たしかにあの頃のジミンくんの表情は、かたくて余裕のない顔つきに思えたけど、家族よりも長い時間を一緒に過ごしてきたメンバーとの、ふざけてじゃれ合っているやり方に、私たちがとやかく言うことではない。 だけど、一部のファンはOUT JIMINというタグを使って彼の行動を攻撃した。 アウトっていうのは、いなくなれってことだ。 それだけじゃない。 ジミンくんだけが、なぜかころされそうになる。 3回もだ。 世界中に数多くの熱狂的なファンを抱えるBTSは、今、よくも悪くも世界から注目されている。 なかにはおかしなファンもいるから(ファンとは呼べないと思うけど)彼らを使って自分の存在を世の中に知らしめたいだけのさみしい人間の標的になる。 カスみたいな記者が、前回のアルバムの記者会見の際に、殺害予告を出されてどう思ったか…と聞いた。 よくも本人にそんなことを聞くなと腹が立ったけど、ジミンくんはいつもの微笑みで、『僕よりファンの方たちが心配したんじゃないかと思う…』と、驚くべきことに私たちあーみーや周りのスタッフを気遣った。 ジミンくんが反感をかうのは、こういう所なのかもしれない。 ジミンくんの中にはいくつもの愛があって、たくさんの人に分け隔てなく与えられる。 そしてふわふわして見えるくせに、揺るがない芯みたいなものがしっかりある。 そのことがまぶしくて、まぶしすぎて、歪んだ愛情やあこがれやさみしい心が、揺れない彼を妬み、傷つけようとするのかもしれない。 ジミンくんは揺れない。 柔らかくて柔軟で、周りと自分を比べて揺れているように見えても、不安やマイナスな感情の矛先を人に向けることはないし、他人に崩されることもない。 いつもその矛先は自分自身に向かっているように思う。 おもちみたいにムチムチしてかわいかった時期には、容姿7位だという冗談を言っていた。 人の好みってさまざまだ。 テテやグクだけがイケメンじゃない。 そして、その甘くてやさしい特別な歌声も、時々気に入っていないみたいだ。 BTSのメンバーはアルバムの曲以外にもSNSや音源配信サイトを通じてカバー曲やミックステープなどのソロ曲を公開してくれる。 ジミンくんのカバーはまだない。 目の前のことを一つ一つ、大切にやっていきたいという強い思いがあるのだろうけど、メンバーたちにカバー曲を出せばいいのにと励まされた時も、歯切れの悪い返事をしていた。 ボンボヤ S2より もっと歌が上手くなりたいのだと言う。 とても上手なのに…。 みんなはすぐに、ジミンは充分歌が上手だよ!と励ましていた。 でも、ゆんぎだけは言わなかった。 カバーも出せと言わず、2人で何か作業する約束をしているんだと話していた。 メンバーたちは、とてもやさしくて細やかにお互いを思いやっているようで、時々とても自由なので、困っているようなジミンくんを慮ってか、話を逸らしてあげようとしたとも取れるゆんぎの発言は流れ、ジミンは歌が上手いよ!カバーも出しなよ!という無邪気なやさしさが生み出した会話は少しの間続いた。 …でもたぶん、その声はジミンくんの心には響かないのだ。 だからゆんぎは話をそらしたんじゃないかと思った。 その言葉たちを、ありがたく思うだろう。 メンバーのやさしさを噛みしめるだろう。 でも、安易に挑戦してみよう!という自信にはきっと繋がらない。 ジミンくんをジャッジするのはいつでも彼自身だ。 「BURN THE STAGE」の中でWINGS TOURが始まったばかりの頃、誰も気にしないようなほんの少しのミスに舞台裏で落ち込んでいた。 韓国の男の子のなかでは小柄な彼が、さらに小さくなって泣き言を言っているのを観て、どろどろに溶けてなくなってしまいそうだと思った。 正確な時期は分からないけど、ボンボヤで歌が上手くなりたいと話していた頃のことだ。 みんなが彼を、それぞれのやり方で励ましていた。 いつだってお互いに支えあっているのだ。 ゆんぎがこのツアー中、テテとグクに長い手紙を送ったそうだ。 だけど、マンネラインでジミンくんだけが、その手紙をもらっていなかった。 ジミンくんのことを考えていなかった訳じゃないはずだ。 ジミンは大丈夫だと思ったからだ。 例え、手紙をもらったことがうれしくて、励まされたとしても、ジミンくんは誰かに投げられた温かな言葉だけでは、自分を許すことが出来ないのではないかと思う。 どんなに君はすごいと言われても、自分が満足出来ない限り、何も変わらないのだ。 ゆんぎはジミンくんに手紙を書かなかったけど、ツアー中、移動の車で2人きりになった時、ジミンくんの声を褒めた。 誰が優れてるとかじゃなくて、テクニックがどうとかじゃなくて、単純にその声が好きだと言われたジミンくんは、笑うと前が見えないと言っていた時くらいに目をくしゃっとさせて、とてもとてもうれしそうに笑っていた。 LOVE YOURSELFシリーズを準備し始めた2年半前と比べて、どんな部分を成長したと感じるか…という質問に対して、ジミンくんはいまだに、自分を愛することが出来ずにいると答えていた。 () 『何のためにこんなにがんばっているのか、たくさん自分に悪口を言った。 ひとりでお酒を飲んで、おかしなことを考えたこともあった。 そうして感じたのは、成長したというより僕が僕に対して厳しすぎるんだな。 そう考えるようになった。 』 そんな返答をしていたそうだ。 もしも話が出来るなら言ってあげたい。 あなたみたいな人は世界中探してもどこにもいない。 ジミンくんがいないアイドルはどこかちょっと物足りないのだ。 防弾少年団になってくれてありがとう。 いつもみんなのさみしさに寄り添ってくれてありがとう。 世界でたったひとりのあなたが、どれだけたくさんの人に愛されているのか、今すぐ教えてあげたい。 6 ジミンくんの海賊旗 このチームにジミンくんがいなかったらどうなっていただろう。 テテのことを、グクのことを、深く理解して寄り添ってくれる人が、ジミンくんじゃないのなら、いったいこの世界のどこにいるというのだろう? インタビューでジミンくんがメインで語ることは少ない。 理論ではなく心で話をする人だからか、グループのセールスポイントを話すような場面では、静かにそこに座っていることが多いけれど、Huluのインタビューで、心を込めてメンバーのことを話すジミンくんの観察眼にとても驚かされた。 みんなのことをよく見ている。 テヒョンくんについて、『とても純粋でうらやましく思うことがある』と話していた。 『ジミンは自分の気持ちを表現することが得意です』とジンくんが話していたように、自分の気持ちを正直にやわらかく人に伝えることがとても上手な人だと思う。 いつも相手の気持ちを考え、柔軟に、さまざまな角度から物事見れる人だ。 だけどそれは、天使のように真っ白な心を持っているからじゃないのかもしれない。 自分を追い込んでは他人と比べ、自分の中の光も闇も必死で磨き上げてきたからこそ、ジミンくんのすべては、とてもバランスよく美しく見えるのかもしれない。 やわらかくて優しくてあたたかな毛布みたいに心地よさそうなその笑顔の下に、まっすぐに伸びた折れない剣を隠し持っているみたいだ。 ジミンくんが好きな漫画に出てくる海賊たちは、命をかけて海賊旗を掲げる。 バカにされたって何度ころされかけたって、強い信念を掲げた旗は、決して折れない。 ポッキーと呼ばれていたかわいい男の子が、小学生の頃にあこがれた あのヒーローたちみたいに、ジミンくんは心の中に、折れない海賊旗を掲げているのではないだろうか。 ジミンくんは、きっとこれからも、自分をなくさないで生きのびる。 世界一の剣豪になるのだとお母さんに息巻いていた少年は今、そのやわらかい微笑みの下に、すっとまっすぐに伸びた剣のような信念をたずさえている。 7 涙の理由 2018年10月7日、韓国歌手として初めてNYのスタジアムでの単独公演を果たした日、メンバーと手を繋ぎ、最後の挨拶をした直後、久しぶりにジミンくんは号泣していた。 何のためにがんばっているのか…そんなことを時々思いながらも必死に積み重ねてきたたくさんの努力と、完璧を求めるがゆえの後悔と、自分で自分に投げてきた悪口と、これまで必死に走ってきた道のり……その涙になって溢れ出したものはなんだったのだろう。 ジミンくんをジャッジするのはいつでも自分自身だった。 誰かの励ましも慰めもジミンくんの心を救ってくれることは少なかっただろう。 だけど、僕が僕に対して厳しすぎるんだと考えるようになったと話した彼は、自分を照らす4万人ものアミボムの光の中で気づいたんじゃないだろうか。 自分が、どこかの誰かにとって、とてもとても特別で大切な存在だということを。 世界のBTSにとって、 なくてはならない存在だということを。 この宇宙でたったひとりの自分が、 どれだけたくさんの人に愛されているのかを。 こんなところに書いても届かないけど、ジミンくんに伝えたい。 生まれてきてくれてありがとう。 24歳になった、この宇宙でたったひとりの君が、 どうか健康で幸せな日々をすごせますように。 前が見えないくらい笑えることが毎日たくさんありますように。 ジミンくんにはやわらかな笑顔が、とっても、いちばん似合うから。 このnoteは人物の考察ではありません。

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4cuプロデュース短編ドラマ企画『F列23番の男』配信決定!!

今 そう たった今 君 しか 見え ない 世界 から

燕太のおばあちゃん、何者なのー!いや、おばあちゃんでしょうけれども…。 それはそうと、ちょっぴり、浅草界隈の橋について色々あるんだなー。 と思ったので。 は、江戸時代から人々に愛されてきたのが凄くわかります。 まずはなんといっても「」 赤が印象的で浅草の雰囲気とも、とてもよく合っています。 時、木製の板橋が焼け落ち、一時的な修復の後、今の形になったのは1931年だそうです。 黄色が印象的な「蔵前橋」 までは「富士見の渡し」で往来。 蔵前という由来は、江戸時代、幕府の御があったから。 だそうです。 青がとても鮮やかな「駒形橋」 があるまでは「駒形の渡し」で、往来。 そのあとに建てられた橋だそうです。 近くに駒形堂があり、ご本尊は様だそうです。 から駒形橋に行く途中に、このトンネル。 4話の予告で出ていた、幼少時の悠が居た場所と似ています。 他にも両国橋、桜橋など、にかかる橋はたくさんあります。 どの橋も共通しているのは、。 この後に建てたり建てかえられたりしたのですね。 その当時、人々が体験した恐怖が、よくわかります。 橋があれば対岸に渡れたのに。 そうすれば、失われない命もあったのに。 生き残れた人、そうでない人、様々な人がいたのだと思います。 さらざんまいという作品は別にしても、災害の恐怖は今生きる私達へのメッセージの様にも思います。 ソレを踏まえて、もう一度さらざんまいという作品を思い返して見ます。 「橋があれば、助かったのに」という想いから、出来た橋。 橋はあちらとこちらを渡す役割です。 あの世とこの世を結ぶもの。 橋は「人との繋がり」 誰かが誰かを必要としてくれたならば。 誰かと繋がりを持っていれば。 きっと橋は渡れる。 レオとマブによって、ゾンビ化したカパゾンビ達は、昇華されると存在さえ無くなりました。 誰とも繋がっていなかった。 モットクレーも、音寧のから消えていきます。 本当の繋がりは無かったという証かもしれません。 猫山も、彼女に振られていますから、繋がっている人はいない。 箱田はそもそも繋がりがあったのか、なかったのか…。 カパゾンビ達も、一稀・悠・燕太も、今わかっている欲望は、大差が無いように思います。 ある意味、自分の気持ちが優先している部分を持っている。 でも、一稀たちは自分達の思いとは別に「誰かを想っている」という大きな違いがあります。 相手を想うから、自分の欲望がある。 その差はとても大きいはずです。 春河もに、カワウソアイコンが表示されていました。 この先、もしかしたら…と言う不安は拭えません。 春河の欲望は、もしかしたら「サラちゃん」かも?と思いますが、カパゾンビになり得る条件として、誰からも本当に想われていない。 という事を満たしていません。 このあたりに、人との繋がり的なものがありそうです。 ですが繋がりって良い面ばかりでもないでしょうし。 「独占欲」というものを、で銀子は発揮しました。 コレも欲望といえば欲望。 特に燕太は、一稀を独占したい。 と思わないのでしょうか。 最初から感じていた「等身大」の燕太。 あの子さえいなければ、あれさえなければと、欲望は1歩間違えたら、とんでもない方に転びかねません。 一稀も悠も、今ある状況に応じた「欲望」があるわけで、本来の希望や欲望とは異なるものを持っている可能性もあります。 こうなると、ドロドロとしてしまいそうです。 本当はサッカーがしたかった。 欲望は、その時々で形を変えます。 あのことさえなければ、あいつさえいなければ。 まさに銀子が、純花を「見殺し」にした理由そのものです。 この先、3人の欲望がどう転がっていくのか、非常に不安でもあり、見逃せません。 また4話で、ちらっと悠の幼少期?頃の、家の内部がわかりました。 もしかしたら、悠も昔はサッカーをやっていたのかな?と思えるものが、チラリと映っていました。 悠の兄・誓に対する想いは、予告を見ているだけでも、非常に切ないです。 きっと、憧れもあるのだろう事は読み取れます。 誓は、悠を自分の様にはしたくないというのも、何となく解るようなシーンも。 ティザーの「本当のこというよ。 君は繋がっているけど、一人なんだ」これも、やネット等々で簡単に他者と繋がれるけれども、本当に君の事想っている人はいるの?君は誰かを、本当に想う事できてるの?とも、今見ると受け止められます。 3話最後に出てきた星の王子様。 誰しもが知っているの同タイトルの本。 王子様はたった一人しか居ない星から、地球へやって来ます。 そこで主人公の僕と出会います。 僕は王子様が出会った様々な話を聞きます。 その中で一匹のキツネと出会うのですが…。 このキツネは王子様に、大切な事をたくさん教えてくれました。 大事なものは目に見えない。 そして王子様は、ちょうど1年後の地球に来た同じ日、星が1年前と同じ位置に来た時に、魂だけ故郷の星へ帰っていきます。 肉体は重くてもっていけないから…。 面白いのは、も同タイトルで、戯曲を書いています。 倒錯しているとも言えるこの戯曲は、ホテルの女主人・ウワバミと、そのホテルへ訪れる客・点子との話を中心に展開していきます。 その他にも個性豊か(すぎる)登場人物が色々出てきます。 この作品の中では「大事な事は目に見えない」というのを「見えないものだけみたら、見えるものなくなりますよね?」と、真正面から否定してくる。 結局は、あなたの人生は虚構ですよね?虚構の中で生きてますよね?と、言っているのだと思います。 これは、へも通じることで、虚構の世界で王子様してますよね?的な、星の王子様へのアンチテーゼ。 現代でも虚構というアニメの中で、こうして色々考える事も、これはどうだとか、ああだとか言ってることも結局、虚構ですよ?と、言われているとも捉える事ができます。 虚構の世界に生きる的なもの、見えない物を忘れ、見えるものだけを見るようになる大人。 この両方の何かを、寺山版の「星の王子様」は伝えようとしていたのかもしれません。 ここは、人それぞれの感想ですので、こうだ!とは言い切れませんが。 ですが、虚構は非常に強い。 人はそこに入り込みやすく、出口をみつけにくい。 春河が指した「星の王子様」は、年齢的なものから考えてもの方だと思います。 が、幾原監督です。 そこにはきっと寺山的な何かが、隠されているという線も拭えません。 前3回の予告とは違い、かなりの情報量が詰め込まれています。 そして、非常にダークな雰囲気。 新鮮なお野菜云々な一稀と悠のやりとりも、ほぼ頭に入ってきません。 それくらい、絵のトが強い。 流れも非常に速く、次々流れていきます。 、悠に抱きつくサラ一稀。 もうよくわかんないw知られたくなかったんじゃないのかよ!はっちゃけてるのは何故ゆえに。 そして、手に麺を持つサラ一稀。 ラッキーアイテム?なのでしょうか。 前3回ても、回転人形が持つ紙に書ける文字数でないとダメでしょうから、多くても3文字まで。 2文字だとベスト。 麺ですと、無理がある気が。 今回のラッキーアイテムは、予告では出ていない?悠に抱きついてますから、ハグ?とも思いましたが何かそういう雰囲気ではありませんでしたし…。 容器が緑なので、ワカメラーメン。 ラーメン。 ワカメ。。 タヌキ。 なら、燕太の家に行けばいいですしね。 一稀の持っている麺は、緑の河童ワカメラーメンかもしれませんし。 一体なんなのか。 チラリと映る、悠の家(だと思いますが…)の中に、サッカーの応援メガホンが見えました。 襖に貼られている言葉も、なにかしらサッカーに関しての言葉の様に見えます。 もし悠もサッカーをやっていたのならば、一稀・悠・燕太と3人共に、共通して「サッカー」というものが出てくるのですが。 尻子玉も、下手したらサッカーボールのように蹴れそうですしね…w3人の尻小玉が合体して、大きなひとつの玉になり…。 シュート!!というのもありそうな、なさそうな…。 尻小玉は合体しない。 とは誰もいってないわけですし。 そういえば、尻子玉って、意外と大きいんだなー。 カパゾンビが大きいから?河童状態の3人が小さいからそうみえるのかな?とは、思いました。 でも、尻小玉をサッカーボールとするならば…。 河童状態の3人ならば、ちょうどそれくらいの大きさになるかもです。 希望の皿は1枚なのでしょうか。 仮に、一稀・悠・燕太が「生ある世界に居ない」としたら。 希望の皿1枚で3人の願いが叶う事。 それは「生きたい!」と言う欲望ではないでしょうか。 生きるという「欲望」を、それぞれが手に入れたら。 また誰かと繋がる事ができれば。 僕は生きたい、俺は生きたい、俺も生きたい。 とそれぞれが願うから、やはり3枚必要なのでしょうか…w「俺たちは生きたい!」で、なんとか、1枚で…。 河童の王子様なのですから、それくらい叶えてあげて!もしくは、僕を妊娠してください的な、どこかのような展開?三つ子の誕生に…。 そう考えると、アの世界って「あの世」というより、生まれる前の世界?とまで、妄想は膨らむ訳です。 問題はレオとマブです。 2~3とカワウソイヤのダンスも舞台装置も微妙に変化しています。 今回も、変化が。 今回は一面の水。 水は生命の源、生死のメタファー。 命の行方が非常に気になりますが…。 彼ら二人はカワウソ帝国?の、ただの兵士?だとは思えません。 何かしらあるのだと思います。 彼らが欲望搾取するときに、カワウソマークがまるで桜の花びらのように舞うなぁ…と思いながら見ていました。 にも、4月になったら、桜を見に行こうと、マブがレオに呟いています。 花びら的なカワウソマークは、散り往く命のようにも見えます。 レオの心臓はやはり、機械のように見えますが…。 機械と言うよりも歯車。 歯車は時間のメタファーの場合もありますが、二者択一というように、どちらかを選び時間を動かす。 と言う風にも取れます。 二つの運命とは、レオとマブそれぞれの運命ではなくて、河童かカワウソか。 と考えれば腑に落ちる面も。 そしてひとつの生命は、もうどちらかがどちらかを支えなければ、存在できない状態。 とも捉えられますが。 この二人もどうなっていくのでしょうか。 もし…マブが既に死んでいる状態で、レオがマブを生き返らせたいと願う、逆もしかり。 もしくは傍にいたいと願ったならば、カワ「嘘」になってでも、傍にいる道を選んだかもしれません。 欲望とは生きること。 欲望を手放してはいけないのです。 rarafoutune.

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