家庭教師 ガクチカ。 エントリーシートで必ず聞かれる「学生時代に力を入れたこと」の書き方|就活市場

【例文つき】ESによくある「ガクチカ」(学生時代に力を入れたこと)の書き方|インターンシップガイド

家庭教師 ガクチカ

ESで比重が大きくなる「ガクチカ」 エントリーシートシリーズ、2回目はガクチカ編です。 ガクチカ、すなわち、「学生時代に頑張ったこと」。 エントリーシートが導入されたのが1991年(ソニー)、そして1990年代後半には定着します。 その1990年代後半から2008年のリーマンショック以前のあたりまでエントリーシートでの主役は、志望動機と自己PRにありました。 ところが、取材をしていくと、志望動機と自己PRの比重がどんどん落ちていき、ガクチカや学生本人の話が主流を占めるようになります。 対策できる自己PR、対策できない「ガクチカ」 これは、企業からすれば合理的な理由があります。 志望動機や自己PRって、ある程度までは対策ができてしまいます。 対策とは、ここでまとめた法則を使って書く、という意味ではありません。 ここで使う「対策」とは、抽象表現を使うことです。 自己PRは結局のところ、抽象表現を使わざるを得ません。 いくら学生がオリジナリティを出そうとしても、20年以上もの蓄積から、ほとんどの表現は使い回されている、と言っていいでしょう。 詳しくは自己PR・志望動機編でも書きますが、抽象表現を使うのがダメ、というわけではありません。 私は使わざるを得ないし、それで量産していく方が話は早いと思います。 自己PR・志望動機で抽象表現を使っていくと、困るのが企業側です。 何しろ、どの学生も書く内容はほぼ同じになってしまうからです。 もう、オチが見えた人もいるでしょう。 ガクチカ中心だと、同じアルバイト、同じサークル、同じゼミのネタでも学生の個性は少しずつ異なります。 企業にとって欲しい人材かどうか、見極めることが可能となるのがガクチカであり、だったらそちらを中心に、という次第。 それと、モノづくり業界の商社・メーカーだと、志望動機も何も世間一般にほとんど知られていません。 学生からすれば志望動機のネタ自体が少ない、ということを当の企業側がよくわかっています。 そこを深堀しても、意味がない、と考える採用担当者が増えています。 「ガクチカ」イコール「すごい」も古くなりつつ ガクチカと言えば、なんか、すごいエピソードを書かなくてはならない、と勝手に思い込む学生が結構います。 そこで、「盛る」学生が続出しています。 これもなあ……。 有効だった時代があることは否定しません。 ただ、今となっては、古い手法です。 何よりも、企業側が求めていません、そんなのは。 ほとんどの企業では、すごい学生よりも、普通の学生を求めています。 その普通の学生の経験から、企業が求める人材に合う部分がどこか、それを見るのがガクチカです。 いくら学生が盛ってすごいエピソードを書いても、ピント外れで意味がありません。 すごい学生も普通の学生もガクチカを書けない理由 就活相談に乗って、詳しい話を聞くと、ほとんどの学生はガクチカで使えるネタの1つや2つ(学生によってはもっと)を持っています。 ところが、そのネタを生かし切れていない学生が大半です。 このネタの無駄遣い、すごい学生も、普通の学生もどちらにも言えます。 理由をつらつら考えてみました。 理由1:就活マニュアル本などに出てくる「すごい学生」ESの例が古すぎて現状に合っていない 理由2:多くの学生にとって、「すごい学生」が留学、コンテスト優勝、体育会系レギュラーなどかなり限定されている 理由3:学生側が「すごい学生」像を盛ろうとしすぎて、結果的に学生の個人情報を生かし切れていない 理由4:学生がアピールしたいガクチカと、企業側が見たいガクチカが決定的にズレている 理由5:学生本人の自己肯定観の低さからガクチカをうまく書けない 理由6:そもそもアピールすることに慣れていない 理由7:ガクチカの変化球(「挑戦」「最大の変化」など)で戸惑ってしまう それぞれ、ちょっとずつ重複しますが、こんなところでしょうか。 どれもありそうですが、私が一番大きいと考えるのは理由4「学生と企業側が決定的にズレている」です。 では、このズレを埋めるにはどうすればいいか、以下、まとめていきました。 法則1:ガクチカに自己PRを入れない 通過率アップ 項目のラストに自己PRを入れない 通過率ダウン 項目のラストに自己PRを入れる 解説 学生回答構成1 書道同好会に入った~当初は、母の書き順を間違えるほど、書道や漢字の知識がなかった~少しでも美しい字を書きたいと思い、練習を繰り返した~途中からは、「かなの書」や篆刻作成にも取り組んだ~最後の大会では楷書の『楽毅論』に挑戦した。 学生回答2 書道同好会に入った~当初は、母の書き順を間違えるほど、書道や漢字の知識がなかった~少しでも美しい字を書きたいと思い、練習を繰り返した~途中からは、「かなの書」や篆刻作成にも取り組んだ~最後の大会では楷書の『楽毅論』に挑戦した~書道ではときに三百字以上も文字を書くが途中では間違えられない。 緊張感や焦りで間違えることもあり、そうならないためには集中力と平常心が必要だ。 書道同好会ではこの集中力と平常心が養われた。 この書道の精神を貴社でも生かしたい 学生回答構成1・2とも内容はほぼ同じ。 書道同好会で頑張りました、という内容です。 回答構成1は、 「『楽毅論』に挑戦した」 という事実がオチになっています。 一方、回答構成2は、書道で求められる平常心と集中力を説明、 「この書道の精神を貴社でも生かしたい」 という自己PRをオチに使っています。 文章の構成としてきれいなのは、回答構成2の方ですね。 ところが。 ES文法・書き方のコツ編の法則1でES文法についてご説明しました。 ガクチカは、多くの企業では、学生時代に頑張ったことを書け、という指示であり、自己PRを入れろ、という指示は入れていません。 自己PRを入れたから落ちる、とまでは言いません。 しかし、ガクチカは実際あった話を書くのが基本です。 それを考えると、文章の構成としてはややおかしくても、回答構成1の方が、通過率は高いでしょう。 それから、回答構成2の問題点は自己PRにあります。 実はこれ、『とめはねっ!』という書道漫画を読んで私が創作したものです。 付言しますと、私は書道をやっていません。 書道をやっていないのに、それっぽいことを書けてしまう、これが自己PRの怖さです。 実際にあった話をベースに書かなければならないのに、誰でも書けてしまう自己PRをオチに使うと、どうなるでしょうか。 自己PRを入れた分だけ、学生個人の話を書く分量が減ってしまいます。 企業側も、自己PRでごまかせることはよく理解しています。 誰でも書ける自己PRを入れている、とすれば、実はこのガクチカは盛ったもので事実ではないのではないか、とも考えます。 判別不能であれば、落としていくのがエントリーシートの宿命。 つまり、学生本人にしか書けない個人情報が薄まれば薄まるほど、通過率は落ちてしまいます。 学生本人からすれば、本当の話であっても、自己PRを入れるだけで、ウソをついている、と勘違いされてしまいます。 それを考えれば、下手に自己PRを混ぜるのは得策ではないのです。 法則1まとめ:ガクチカには自己PRを混ぜない 法則2:アルバイトネタなら「飲食店」とまとめず、どんな店かを書く 通過率アップ 「スターバックス」「中華料理店」など具体的な店名・業種名などを書く 通過率ダウン 「飲食店」とまとめる 解説 学生回答構成1 飲食店のアルバイトを頑張った~当初は、慣れない仕事でうまく行かなかった~慣れていくうちに他のアルバイト店員ともコミュニケーションが取れるようになった~混雑時の接客にも対応できるようになった~お客様と仲間を大切にする心を学んだ。 これを貴社でも生かしたい 学生回答構成2 繁華街の中華料理店で働いた~厨房は中国人留学生のアルバイトだけで日本語が通じない~当初は、注文ミスが相次いだ~そこで、簡単な中国語を覚えるようにした。 中国人留学生にも声をかけて日本語を教えるようにした~半年後には注文ミスがほぼゼロになった 学生回答構成3 イベント会場内にあるレストランで働いていた~イベント開催時はレジに行列ができてしまう~混雑を解消するために、並んでいる客に先に注文を取るなど声をかけて誘導していった 学生回答構成4 住宅街の中にあるイタリアンレストランで働いていた~客単価が1万円を軽く超えるほど本格的な店だった~メニューを自宅に持ち帰って内容を覚えるなど苦労した~他のスタッフにも声をかけて料理の特徴を客に説明できるようにした なぜか、アルバイトネタで飲食店だと、具体的な店名・業種名を挙げない学生が結構います。 それが、学生回答構成1の例。 これ、法則1でも書いた通り、誰でも言えてしまいます。 そこで、この回答のエントリーシートを見せてきた学生に、 「どういうアルバイトだったか、5分話して」 と言ったら出てきた内容が回答構成2・3・4。 中華料理店、イベント会場内レストラン、イタリアンレストランとそれぞれ違います。 中華料理店では厨房の中国人留学生とのコミュニケーション。 イベント会場内レストランでは、混雑時の行列対応。 イタリアンレストランだとメニューの説明。 それぞれ、苦労した点が異なります。 「だったら、それを書こうよ。 というか、書け」 と私が話すと、 「えー、それ、書いていいのですか?」 と、びっくりされました。 そんなの、こちらの方がびっくりです。 飲食店に限りません。 同じコンビニでも、ローソンなのか、ファミリーマートなのか。 駅前にあるのか、大学内にあるのか、イベント会場内にあるのか、など、立地によっても、アピールできる内容は変わってくるはずです。 学生からすれば、 「そんな当たり前の話を書いても」 と思うかもしれません。 当たり前の話が当たり前なのか、それともネタとして使えるか、これはやはり他者評価が必要。 キャリアセンター職員、キャリアカウンセラーなど、社会人を捕まえるのがいいのですが、難しいなら同じ学生同士でも可。 ともかく、自分のアルバイトの話を5分ほど話して、相手の反応を見てみましょう。 「へえ」 「そこまでやるんだ」 などの反応があれば、それはエントリーシートのネタになりうる価値があることを意味します。 なお、これはゼミ・サークルなどでも同じです。 法則2まとめ:飲食店と抽象的にせず、具体的に書く 法則3:中高ネタより大学ネタ 通過率アップ 大学時代をネタにする 通過率ダウン 中高以前をネタにする 解説 設問1 過去にあなたが下した最大の決断について、決断までの過程や、その決断に至った理由を具体的に記述してください 200文字以内 学生回答構成1 高校生の時、生徒会長に立候補した決断だ~さらに環境を意識した学校に変革したいと考えたからだ~生徒会長選挙ではこれまでにない選挙戦を展開、具体的には全クラス・全部室を訪問し自分を売り込んだ~結果は10票差で落選したが副生徒会長として活動することになった 学生回答構成2 大学3年生のとき、複数やっていたアルバイトを一度にやめたことだ~複数のアルバイトをすることで視野を広げたい、という思いがあった~だが、勉強時間が作れず成績が悪かった~何が必要か、と見直して、勉強を優先させるために、アルバイトは全部やめることにした~やめるときは引き継ぎを丁寧にするようにした ガクチカは大学時代の話を書くのがお約束です。 だからこそ、ガクチカなわけで。 ところが、このガクチカ、近年では変化球が増えています。 それが設問1、とある商社のものです。 「過去」「最大の決断」がポイントです。 どうとでも取れる設問ですし、「最大の決断」であれば、人生のクライマックスを出さなければ、と学生を惑わせます。 そこで、回答構成1のように生徒会長に立候補した話を持ってくる学生が多数。 生徒会長以外だと、大学受験、高校受験もありがちですし、小学校の児童会をもってきた学生もいました。 大学受験、高校受験だとほとんどの学生が経験をしています。 ビリギャルだって、元が良かったから慶応に入ったのでしょ、と言われる昨今ですし、アピールポイントとしては弱すぎます。 生徒会や委員会活動も、古すぎます。 それと、多くの高校では生徒会・委員会活動というのは、それほど盛んなわけではありません。 名目だけ、という高校もあるはず。 生徒会・委員会活動を書く学生は、 「いや、そんなことはない」 と反論するかもしれません。 が、よほど詳細に書けるならまだしも、200字や400字で詳細を伝えるのは難しいでしょう。 それを考えれば、学生個人にとって、多少弱い部分があったとしても、大学時代の話をネタにした方がいいのです。 たとえば、アルバイトを複数やっていたという回答構成2がそう。 これだって、どの学生でも書けてしまいます。 ですが、学生時代の話を出しているわけで、他にネタがなかったか、と誤解されないだけまだましです。 どうしても、中高以前のネタを出したいのであれば、体育会系の部活動か実家の家業など。 それも、大学生活にうまくつなげるような書き方が必要です。 法則3まとめ:ガクチカは指定がなくても大学以降のネタが基本 法則4:同年代より年上・異なる集団 通過率アップ 年上や異なる集団とのコミュニケーションをネタにしている 通過率ダウン 同年代とのコミュニケーションをネタにしている 解説 お題は「学生時代に頑張ったこと」そのままで、回答構成を2つ、見ていただきましょう。 学生回答構成1 部活の運営に力を入れた~部を活性化させるために終了後はミーティングを開くようにした~合宿地選定の際は意見が割れたが両方の意見をよく聞き、どちらからも納得できる場所を選ぶようにした~秋季の活動では大学学生部や大会に参加する卒業生との折衝にも力を入れた~結果、部員から感謝されるようになった 学生回答構成2 部活の運営に力を入れた~秋季の活動では大学学生部から予算を獲得するためのプレゼンテーションに力を入れた~大会では卒業生が参加するが曲の演目が重複しないように調整する点が大変だった これも、実は全く同じ学生のガクチカです。 確か、筝曲だったか、大正琴だったか、音楽関連のサークル。 最初の回答構成1は、部活動をしている同じ学生とのコミュニケーションが中心です。 なんか、楽しかったのだろう、ということは伝わってきます。 でも、それだけ。 「ミーティング」は要するに、おしゃべり。 合宿地選定も、意見が割れた、と言っても、しょせんは合宿地の選定。 そんな深刻な話かあ、となってしまいます。 うなだれる学生に、 「秋季の活動では大学学生部や大会に参加するOBとの折衝にも力を入れた」 これがわからないので、聞くとネタの宝庫でした。 「学生部との折衝は予算獲得のプレゼンテーションです。 毎年秋に大学学生部に、活動を報告。 今後の見通しから、何が必要か、予算は増やすとしたらどれくらい必要か、プレゼンするのです。 学生部の職員から厳しいツッコミも入るので、プレゼンは相当、気合いを入れて作成しないと、当初目標にしていた予算を減らされる、ということもあります。 実際、前年には予算を減らされてしまいました。 単にパワーポイントで資料をまとめるだけでなく、みんなで勢ぞろいしてパフォーマンスをするなど、アピールに力を入れました。 結果、予算は満額、獲得できました」 「秋の大会は大学祭での発表会なのですが、現役生だけでなく、OBも参加します。 人気の演目をみんなやりたがるのですが、毎年、テーマを決めているので、現役学生側から指定してお願いすることもあります。 もちろん、すぐOKしてくれる卒業生ばかりではありません。 だからまあ調整が大変です。 こちらから一方的に話すだけでなく、相手の意見を最後まで聞いてから、なぜ、その演目でお願いしたいのか、丁寧に説明します」 なぜ、この話を使わずに、自称・ミーティングなのか、と聞いたら、逆に問い返されました。 「いや、そんなの、当たり前と思っていたので」 この対社会人のコミュニケーションを軽視してしまうのは、この学生だけではありません。 なぜか、私がES添削をした学生では8割以上が該当していました。 対社会人でなくても、同じ学生なら先輩学生(ゼミ研究室なら大学院生)や留学生なども含めれば、話せるネタのある学生は結構います。 が、なぜか、使わないわけで、これは実にもったいない。 探してうまく使うことをお勧めします。 企業からすれば、同年代とうまくコミュニケーションが取れる(と主張する)学生はいくらでもいます。 一方、年上・異なる集団とのコミュニケーションをネタにする学生はそれほど多くありません。 希少価値があるうえ、企業からすれば気になるのはどう考えても後者。 というのも、社会人になれば、どの企業でも(あるいはフリーランスでも)、年齢も含めて、自分とは異なる集団とコミュニケーションをとる機会が学生の想像以上に増えます。 それを学生にうちに疑似体験しているのであれば、それは企業からすれば気になる内容なのです。 学生からすれば、同じ年代とのコミュニケーションの方が思い出、としては強いでしょう。 が、エントリーシートのガクチカは思い出をまとめる書類ではありません。 法則4まとめ:年上、異なる集団とのコミュニケーションをネタにしていく 法則5:ガクチカ写真は集合写真NG・普通はOK 通過率アップ 個人の日常の写真など学生本人が特定できる 通過率ダウン サークルの飲み会の集合写真 解説 ガクチカの変化球として写真を使う企業も増えてきました。 設問1:あなたの学生時代を示す写真を1枚、貼ってください 設問2:あなたのことを文章、写真、イラストなど自由に表現してください 設問3:あなたの笑顔の写真を貼り、その理由を説明してください ま、内容は基本的に同じです。 この変化球に手こずる学生は多くいます。 以下、ダメなパターンから。 論外~通過率が大幅ダウン 貼らない/赤ちゃんのとき/幼稚園/風景写真 ネタだろ?と思うかもしれませんが、そこそこいます。 貼らないのは論外ですし、子どものときの写真を貼られても…。 風景写真も多いなあ。 「いや、これはこの企業をイメージした写真で…」 企業のイメージ写真を貼れ、なんて指示はなく、本人の写真、とある以上はこれもアウト。 この手に出ると、通過率が大幅にダウンしてしまいます。 通過率がややダウン サークルの打ち上げなど集合写真/演奏中(吹奏楽など)/試合(野球、テコンドー、フェンシングなど)/作画中の後ろ姿(美術系学部) このカテゴリー、共通しているのは、 「本人が特定できない」 点にあります。 集合写真だと、楽しそうなのはわかりますが、本人は小さくしか写っていません。 特に、リクナビのオープンESなど、ネットに貼りつけるものだと、集合写真もさらに小さくなるので、見づらさはなおさら。 演奏や試合も、本人が特定できないか、吹奏楽だと、目をつぶっていて、よくわからない、という特徴があります。 美大生の作画(作品作成)の後姿、というのも、一見、それっぽい写真ではあります。 顔がはっきり写っていない、ということは、よほど自信がないのか、それとも、他に適当な写真がなかったか、などネガティブな発想にも行きがちです。 通過率がややダウン~微妙 リクルートスーツ姿(就活中)/研究室で適当に撮った写真(笑顔なし)/3人組で本人が一番小さく写っている集合写真(女子学生多数) 先ほどのカテゴリーよりは、まだ通過しやすいですが、それでもダウン評価となるカテゴリー。 テーマは「自信がなさそう」。 リクルートスーツを着て、自分らしいと言われても絶対にウソであることは明らかです。 理工系だと研究室で適当に撮影する写真が多いのですが、大体は笑顔なし。 技術職採用ならそれでいいかもしれませんが、総合職採用だと、 「真面目だけど、笑顔とか少なさそうでコミュニケーション能力もきつそう」 などと、ネガティブな評価を受けることも。 研究室写真を使うなら、何枚も撮影して笑顔を引き出すようにした方がいいでしょう。 女子学生だと、旅行やサークル、ゼミなどでの3人組の集合写真が多いですね。 それも、本人がセンターを取らず、後ろで小さくなっているもの。 ダメとは言いませんが、センターを取らないのは、取れないのか、それとも他に写真がなかったか、など考えてしまいます。 通過率がややダウン~微妙~ややアップか、大幅ダウンもあり 一発芸系/モノを粗末に扱っている お調子者学生に多いカテゴリーです。 通過率がややアップすることもありますが、微妙か、大幅ダウンもあり得ます。 一発芸系は、それを許す社風の企業ならいいのですが、そうでなければ、アウト。 まあ、変顔くらいだったら、よくあるのでいいのではないでしょうか。 ただし、大企業だと100枚単位で変顔写真を採用担当者は見るわけです。 決して、差別化のために変顔をしよう、などと思わないこと。 「モノを粗末に」は、具体的には、 「フリーペーパーサークル所属/フリーペーパーの束の上に腰かけた一枚」 「製菓メーカー志望/お菓子の袋でロゴを作成」 など。 本人からすれば、悪意があって、というわけではありません。 しかし、ネガティブにとらえる人はいるでしょう。 前者なら、自分たちが作ったフリーペーパーに腰かけるなど大切にしていない、と考えられるかもしれません。 後者なら、お菓子を無駄にしている、と捉える人もいるでしょう。 ネガティブにとらえられると、本人が良かれとおもったことが通過率を大幅に下げる可能性すらあります。 通過率ややアップ 普通の笑顔の写真/旅行先によくある顔はめ看板を使った記念写真/楽器を持った記念写真(吹奏楽部) その程度でいいのですか、と学生にはよく聞かれますが、その通り。 どんな写真か、思いつかないようなら、記念写真や、日常生活の笑顔の写真程度で十分です。 微妙~通過率ややアップ 集合写真に写っている場所を赤丸/2枚パターン 「1枚のみ」という指示がなければ、2枚使う、という方法もあり得ます。 ただ、あんまり凝り過ぎても時間がかかるだけなので、ほどほどに。 集合写真をどうしても使いたい場合は、自分が写っている場所に赤丸を付けるか、矢印で表示するなどすればわかりやすいでしょう。 通過率アップ 自己PRなどに使っているガクチカネタと同じネタの写真(かつ、本人の特定が可能) 一番いいのがこれ。 文章だけではわかりにくいネタも写真を見ればすぐわかります。 しかも、本人が大きく写っているのであれば、なおさら。 変に動きを付けようとしなくても大丈夫。 アルバイトなら、アルバイト先の店長などに頼んで一緒に写ってもらうとか。 何にしても、本人がわかるかどうか、これが最優先です。 法則5まとめ:顔が分かる、普通の笑顔の写真を使おう 法則6:理工系・オタク・専門ネタは「文系高校生」「一般人」に説明する気持ちで 通過率アップ 文系高校生・一般人にもわかるように書く 通過率ダウン 専門家・オタク同士にしかわからないように書く 解説 回答構成1:戦史同好会に所属~特に三号突撃砲と四号戦車とヤークトティーガーが好き~戦史ではフィンランドの冬戦争と継続戦争が泣ける~(以下略) 回答構成2:電気電子工学の研究室でインバータ回路の研究を行っている~省エネのためのインバータ回路の研究開発で回路の接続の効率性を重視~研究の結果、効率が上がり、イベントでも大きく注目された 学生回答構成3:仏教団体に所属~新入生勧誘の際に仏教に興味ない人を増やそうとした~トラブルになった~そこで勧誘方法を改善し、結果、入会者を増やすことができた 理工系・オタク学生やマニアックな団体に所属している学生は、ガクチカで自滅しやすいです。 理由は簡単で、同じ研究者、同じオタク、同じ団体に入っている人にしかわからないように書いてしまうからです。 結果、部外者である採用担当者からすれば、理解不能。 もしくは、ネガティブな印象しか持てず、どちらにしても、ゴミ箱行き、というケースがほとんど。 別に理工系やオタク学生、マニアックな団体に所属している学生がダメ、というわけではありません。 書き方がまずいのです。 回答構成1は、ミリタリーファンですね。 戦史より前に戦車を挙げているあたり、どう考えても、『ガールズ&パンツァー』のファンでしょう。 この構成だと、 「戦史と戦車が好きなのね、ふーん」 で、おしまいです。 回答構成2は、理工系にありがちなもの。 理工系学生の場合、技術職・研究職なら、自身の研究分野について書く欄が多いはず。 で、専門用語を出しても、それは問題ありません。 この回答構成2の問題点は総合職向けのエントリーシートであることです。 これだと、何がどうすごいのか、よくわかりません。 回答構成3は仏教団体。 話を聞くと、真面目な団体でした。 しかし、この回答を見る限り、新入生勧誘でトラブル、とあれば、どんなカルト宗教団体なのか、と誤解されても仕方ないでしょう。 オタクネタだと、好きなことを列挙するのはアウト。 それよりは、行動特性などを書いた方がいいでしょう。 それと、一般人でもわかるようにすること。 理工系学生だと、文系の高校生にプレゼンするくらい、かみ砕いた書き方をして、ちょうどいいくらいです。 それから、回答構成3のように、誤解を招きかねないネタは、あえて書かないようにした方がいいでしょう。 法則6まとめ:一般人でもわかるような書き方をすること 法則7:ゼミ・研究・ボランティアネタは青年の主張にしない 通過率アップ 所属したゼミなど団体の話を書く 通過率ダウン 研究内容・主張を中心に書く 解説 回答構成1:就職活動について研究をした~石渡嶺司の記事は裏付けの主張がなく不誠実~こうした著者が大きな顔をしていること自体がそもそも問題 こういう回答はアウト。 この石渡を悪く書いている時点で、その学生に未来はありません(ウソ)。 というのは冗談ですが、ゼミ・研究ネタを使う学生は結構な確率で、その研究内容、特に文系だと、政治的主張を使いたがります。 政治的主張と言えば、ボランティアサークルなども多いですね。 その主張は、何でもいいのですが、採用する側からすれば、 「それ、お前の主張じゃないだろ。 そもそも、ガクチカを聞いているのに、政治主張をしてどうする?」 で、おしまいなのです。 ゼミ・研究をネタにするなら、その簡単な紹介は必要です。 が、そこから政治的主張に入るのではなく、そのゼミで何があったか、などを書いていった方がいいでしょう。 法則7まとめ:1ネタの使い回しより複数ネタを出す 法則8:副部長ネタはあえて切る 通過率アップ サークルの話は書いても副部長など役職はあえて書かない 通過率ダウン 副部長など役職者として頑張ったことを強調する 解説 フェルミ推定で考えていくと、日本の大学にサークル・部はいくつあるでしょうか。 782校あって、1校あたり50サークルあったとすれば3万9100サークル。 ざっくり考えると、2万か3万以上ものサークルがこの日本の大学には存在します。 となると、部長・代表職だけで、2万人か3万人。 副部長・会計担当などの役職者はその倍以上いる計算になります。 学生からすれば、副部長で頑張った、会計担当で頑張った、と言いたいところでしょう。 が、企業からすれば、 「あ、またか」 なのですよ。 サークルの話自体は悪くありません。 が、わざわざ、 「あ、またか」 と思われる役職者で苦労した話を強調するよりは、平の部員でもいいので、何をやったか、書いた方がまだましなのです。 法則8まとめ:副部長ネタはできるだけ切る 法則9:家庭教師・塾講師ネタはあえて切る 通過率アップ 家庭教師・塾講師ネタはあえて切る 通過率ダウン 家庭教師・塾講師で苦労した話を強調する 解説 学生回答構成1:塾講師(または家庭教師)をしていた~生徒の成績が悪かった~教え方に工夫をした~手作りの参考書で勉強をさせた~志望校に合格し、生徒とその親から感謝された 家庭教師・塾講師ネタって、結局のところ、この回答構成1のパターンにはまりこんでいます。 しかも、このパターン、エントリーシートが日本の就活に定着して以来、ずっと使われ続けています。 採用担当者からすれば、 「あ、またか」 なのですよ。 もちろん、塾講師・家庭教師をする学生は難関大や地方国公立大に多いわけです。 ガクチカ欄の評価自体は低くても総合評価で、書類選考は通過する可能性はそれなりにあります。 が、それにしても、ガクチカというPR欄でわざわざ、評価を下げるネタを出してしまうのはもったいない。 そもそも、指導した生徒・児童は、元の成績が良く、学生本人の手腕でない可能性すらあります。 仮に、教科指導にすぐれているなら、無理に民間企業を受けなくても、となってしまいますし。 どうしても、家庭教師・塾講師をネタにしたいのであれば、生徒・児童の話は、あえて書かない、という手があります。 では、何を書く? さあ、よーく考えてみてください。 家庭教師・塾講師をした学生諸君。 指導をした生徒・児童以外に、かかわった人は誰もいませんでしたか? そこで苦労した話であれば、まだ書く価値あり。 どうしても思いつかないならやめた方が無難です。 法則9まとめ:塾講師・家庭教師ネタは生徒指導以外か、いっそ切るかどちらか 法則10:家族ネタは慎重に 通過率アップ 家族ネタのネガティブな話だけを書かない 通過率ダウン 家族ネタのネガティブな話のみを書く 解説 学生回答構成1:父は私が小学3年生のときに離婚した~ひどいDVで母が逃げたからだ~以降、私は家事の全てを担当した~父に感謝されることなく、それどころか、罵声を浴びせられる毎日だった~このようなモラハラを高校3年までずっと受けていたからこそ大学進学後は一切、父との連絡は絶ち、学費・生活費はすべて自己負担でどうにかした~父は今でも大嫌いだし、自立した社会人になりたいと思う 現代の複雑な家族環境を反映してか、ガクチカで家族ネタを書く学生も増えてきました。 苦労したからこそ書けるわけですが、内容としては微妙なところです。 回答構成1のような、父親からモラハラを受け続けた、という話を聞いた側は、 「そうか、大変だったのだね」 としか、言いようがありません。 そこから、一緒に働きたいかどうか、判断できるか、というと難しいところ。 エントリーシートが苦労話を披露する場なら、回答構成1でもいいでしょう。 ですが、実際はそうでないわけです。 まして、家族観について、 「いや、ひどかったとしてもそこは家族なのだから、最後は仲良くすれば」 と考える人が多数です。 そうした家族観を持つ社会人からすれば、この回答構成はずいぶん、狭い見方をする学生だなあ、でおしまいです。 個人的な話をしますと、私は高校1年のとき、母が亡くなりました。 病死でしたが、その前の父からのDV・モラハラが遠因であり、これについて、高校から大学を卒業してしばらく、あるいはつい最近まで相当、ムカッと来ていました。 ひどい言い争いをする、というよりも、もうどうでもいい、というパッシングの状態が相当期間続いていました。 が、ここ数年、入退院を繰り返すようになり、入院時は、毎日、見舞いに行って付き添うなどしています。 「仲良く」というところまでは言っていませんが。 個人談が長すぎました。 そんな背景がある私としては、 「家族仲良く」 とは単純には言えないだろうと思いますし、回答構成1を書く学生の気持ちもわかります。 ただ、繰り返しますが、エントリーシートは苦労話の披露合戦の場ではありませんし、家族で苦労した学生とは異なる家族観を持つ人が採用担当者の多数を占めます。 ならば、相手に合わせた書き方をするしかありません。 回答構成1を変えるとしたら、こんな感じでしょうか。 学生回答構成2:小学3年生のときに父子家庭となり、以降、家事は私がすることになった~大変なときもあったが、家事で工夫する知恵が身に付いた~家族に負担をかけたくない、という思いから学費は給付型奨学金を受けられる大学を選んで進学した~生活費はアルバイトで十分だし、勉強とアルバイト、サークル、それに家事をそれぞれ両立させてきた 親の離婚の話はカット。 「小学3年生のときに父子家庭となった」 と書けば十分です。 父親への不満は 「大変だった」 で終わり。 ずいぶんと前向きな書き方に変わりました。 嘘くさい? そうかもしれません。 が、家族ネタはこれくらいの前向きさで終わらせた方が無難です。 それが嫌、というのであれば、他のネタに代えた方がいいでしょう。 法則10まとめ:家族ネタは前向きに書くか切るかどちらか エントリーシート地獄から解放されるための法則集・3~自己PR・志望動機編 準備中 エントリーシート地獄から解放されるための法則集・4~欠点・趣味・小ネタ編 準備中 就活生のウソ・「盛る」を見破る方法 学生のウソ・盛るは今も昔も 就活において、ウソ・盛るは今も昔も変わりません。 しかし、企業からすれば、学生のPRポイントを信じて採用したところ、大したことはなく、がっかり。 挙げ句、採用担当者が他部署から「今年の人事は何をやっているんだ。 あんな外れ人材を採用するなんて」などと怒られることになります。 当連載は、採用担当者を想定読者としてお送りするものです。 その一回目が「学生のウソを見破る方法」。 エントリーシート・履歴書、面接の2段階で7点、ご紹介します。 それから、ウソを見破った後はどうするべきかについてもまとめました。 エントリーシートのウソ エントリーシートのウソは以下の3点です。 1:検証不能な数字を多用している 例:「飲食店のホール責任者として来客者数増加策に着手。 キャラクターグッズをプレゼントする方策を考案し、実現。 その結果、来客者数が大幅に増加した」 ちょっと考えれば、学生アルバイトにそう大きな権限など与えられません。 が、エントリーシートでは学生の権限を越えた実績・成果が飛び交います。 その典型が冒頭の例。 飲食店(ファミリーレストラン)のアルバイトだった学生が私に持ち込んだものです。 書類選考落ちが続く、と言うので、見たところ、このエピソードがありました。 3:エピソードの背景説明が長すぎて本人の説明がない 例:「ゼミでは女性キャリアの変遷について研究しました。 総合職は男女雇用機会均等法で(以下、説明が続く)。 私は聞き取り調査から卒業論文を執筆予定です」 冒頭の例だと「聞き取り調査」で何をどう苦労したかが、採用担当者の知りたいところ。 研究内容は「女性キャリアの変遷」だろうが「万葉集」だろうが「戦前の政党政治」だろうが、何でもいいはず。 ゼミに限らず、サークルやイベント運営など、エピソードの背景説明を長く書いてしまう学生は結構います。 それでいて本人がどう関わったかはほとんど書いていません。 こういうエントリーシートは、ウソを書いている可能性がやや高い、と言えます。 エントリーシートの注意 以上、3点、エントリーシートのウソをまとめました。 ただ、エントリーシートの段階では、学生がウソを書いているかどうか、判別しづらい点も多くあります。 というのも、学生が直接会ったキャリアセンター職員・カウンセラーやOB訪問で会った社員などから「エントリーシートは盛った方がいい(ウソを書いた方がいい)」という指導をすることがあります。 あるいは、直接は聴いていなくてもネットにあふれる「エントリーシートは盛った方がいい」を真に受けて書いてしまうことが多々あります。 悪意がないまま、ウソを書いている学生は、中には優秀な学生、その企業に向いている学生がいる可能性もあります。 そのため、近年ではエントリーシート・履歴書だけでは判定せず、一次面接と合わせて判断する企業が増えてきました。 面接のウソ 面接のウソは以下の4点です。 1:アピール内容と矛盾した内容しか話せない 例:プレゼン大会に出場し、面接でも好印象 近年、採用担当者の間で「就活生のウソ」として警戒感が急に高まっているのが、プレゼン大会出場者です。 プレゼン大会に出場したことはウソではなく、面接担当者の評価が高いのもウソではありません。 では、何がウソか、と言えば、プレゼンそのもの。 プレゼン学生を採用して外れだった、と嘆く採用担当者の言を紹介します。 「大規模なプレゼン大会で好成績だった学生がいた。 話し方も堂々としているし、面接担当者の評価も抜群。 最終選考でも役員が大絶賛。 で内定を出して入社。 ところが指示したことしかできない、外れ人材だった。 あとで調べると、その大学のゼミでプレゼン手法のノウハウを全部共有。 プレゼン慣れしていない学生が多い大会なら、好成績を残すのも当然。 そのプレゼンも『ゼミの先生が教えてくれたから』『前年の先輩がそれでうまく行ったから』という理由でやっているだけ。 自分の頭で考えていない。 以降、プレゼン学生は違う意味で就活生のウソと捉えるようになった」 プレゼン大会は各団体・大学が実施するようになっています。 その全て、とは言いませんが参加学生の相当数がプレゼン手法をマニュアルでどうにかしようとしてしまいます。 このプレゼン学生のウソを見破る方法は、やはり深堀り質問が一番です。 特にプレゼンのテーマについて、どんな文献を調べたか、反対意見の文献はどれだけ読んでどう判断したか、などを聞いていくと有効です。 プレゼンにきちんと取り組んだ学生であれば、反対意見の文献も調べています。 一方、プレゼン学生は、数冊程度しか読まずにプレゼンを構成しようとしています。 学生のウソを見破った後は 採用担当者は学生のウソを見破った後、どう動くべきでしょうか。 書類選考の段階であれば、その書類を適切に処分すればいいだけです。 問題は面接時。 合同面接が多い初期選考の段階だと、他の学生にも質問する必要があります。 そのため、無理に問い詰める必然性もなければその余裕もありません。 個人面接が多くなる中盤だとどうでしょうか。 もし、小さなウソ、かつ、欲しい学生であれば、一度、面接から離れて「本当はどう?」など深堀りしていって、「ウソは結局、ばれるからね」などと釘をさすパターンが多くあります。 一方、それほど、採用したいとは思えない学生であれば、かるく流す採用担当者が多いようです。 無理に問い詰めたところで、その企業の心証を悪くするだけだからです。 著者メール(namio eurus. dti. jp)か、Twitter(@ishiwatarireiji)までご連絡ください。

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ガクチカで塾講師アルバイトをアピールする書き方とは?ES例文・解説付

家庭教師 ガクチカ

目次 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 内定レベルの塾講師・家庭教師アルバイト経験を書くための3つのフレームワーク 塾講師・家庭教師としての経験を自己PRなどESに書く際には、気にとめておくべき点が1つあります。 それは、「 成果としての数字アピールで終わらないようにすること」です。 「塾講師として数学の苦手な生徒を指導し、生徒の数学の点数を60点から85点まで伸ばした」 「学生時代は家庭教師のアルバイトに注力し、担当した生徒3名を全員志望校に合格させた」 このようなPRは確かに学習指導者としての実力のアピールにはなりますが、採用側がより重視するのは結果を出すためにあなたがとった プロセス・取組みです。 例えば、実際に筆者自身もある外資系企業の面接において家庭教師アルバイトのエピソードをアピールしたところ、面接官からは「生徒の現状をどのように分析して、どうやってその子の抱える課題を解決したのか、プロセスを詳しく教えてください」と問われました。 ESであれ面接であれ、結果としての数字のみではなく「生徒の成績を向上させるためにあなたがどのような分析をし、どういったアプローチをとって結果を出したのか」をアピールするようにしましょう。 ESを完璧に書けたと思っても、面接の深堀りに対応できなければ当然先には進めません。 どのようなことが聞かれるのか予め知っておく必要があります。 こうした 「現状分析から課題点を発見し解決策を考案する能力」は、どの企業に就職したとしても必要とされる力です。 あなたの塾講師・家庭教師としての経験が、志望企業でどのように活きるのかというところまで落とし込めるようにすると良いでしょう。 この点を意識した上で、自己PRやガクチカ、志望動機には塾講師・家庭教師の経験の中でも以下三つのものを入れると良いでしょう。 内定レベルの塾講師・家庭教師アルバイトの経験をESに反映させる方法は、大きく分けて以下3つのものに分類することができると思います。 以下では、それぞれの経験をどう活かすのかについて解説していきます。 また、実際のPR例に関しては、記事後半の内定者ESをご参考ください。 確立したメソッドを利用して画一的な指導をする場合もあると思いますが、中には指導者として、例えば生徒の性格にあわせ指導方法や学習計画を工夫した経験はありませんか? あなたが生徒の性格や考え方を理解し、生徒と信頼関係を築いているからこそ実現できたことがあれば、そのプロセスを細かくアピールすべきでしょう。 ビジネスで言えば、取引相手や自社商材を分析し、抱える課題の解決に向けた取組みをした例とも言えるため、プロセスを詳細に語り、課題解決能力を自身が有していることがアピールできるでしょう。 社会人として働くようになると、さまざまなステークホルダーと協力しながら課題解決や目標達成をするシーンは多くあります。 そのような中で、価値観も年齢層も異なる人と信頼関係を築き、課題を解決することが出来たエピソードは社会人としての適応を語るのに最適です。 一人だけで行う仕事というのは少なく、多くは周囲の人と協力したり、支えられたりして成り立ちます。 ですので、周囲の人と協力して課題を解決する力というのはアピールするべき経験です。 例えば、自身の考案した効率的な指導法などを他の講師たちに共有、または講師同士での情報交換など、周囲の講師たちとの協力体制で生徒を支えた経験はありませんでしょうか? 1」など、オリジナリティ溢れる回答も紹介しています。 塾講師・家庭教師経験を活かした自己PRの書き方 unistyleでは、自己PRの書き方として以下の書き方を推奨しています。 はじめに結論である自身の強みを簡潔に示し、それがどのように形成され、どのような場で発揮されるのか、そして最後にその強みをどう活かしていきたいのか、この順で書くことで、一方的ではなく、相手に十分に納得感を持ってもらえる自己PRを書くことが出来ます。 ポイントは、PRしたい強みが志望企業にマッチしているのかということです。 極端な例ですが、個人での活躍が求められる企業で、集団で協力したエピソードを語っても評価はあまり高くないでしょう。 どれほど強力な武器を有していても、使う場を間違えては意味がありません。 その意味では、まずは企業分析をきちんと行い、その企業で求められるものの中で、自身の塾講師・家庭教師経験の何がヒットしているのかを考え、そしてそれを上記フレームワークで語るというのが王道の流れでしょう。 では、そういった強みをどのように書いていくのか、内定者の回答を素材に見ていきましょう。 少ない字数の中で、よくまとめたESと言えるでしょう。 反対に、指定された字数に余裕がある場合には、強みの原点も書き、人間性を伝えたいところです。 それぞれを見ていくと、「日立製作所」に対するアピールとして「挑戦・粘り強さ」は適したものでしょう。 挑戦の心が無ければ新しいものを生むことは出来ませんし、そう簡単に成果は出ないため、粘り強さも必須です。 そしてそれを有していることを具体的なエピソードで証明するのですが、「全国1位」という誰が見ても納得の「挑戦」をされ、そのために先輩講師に繰り返し指導をもらう「粘り強さ」も出ています。 達成に向けた具体的な取組みも書かれており、何らかの困難に対しても、同様に対処が出来る人物であることが分かります。 自己PRにおいては、「方法論」も重要な要素です。 単に取り組んだことと結果だけを書かれては、読み手も「たまたまでは?」という疑問を抱いてしまいます。 きちんと方法論にまで書いていきましょう。 強みの再現性を伝える上では、複数エピソードを用いる以上に、強みを発揮するための「方法論」を語るということが有効です。 本記事では、過去の内定者のESも多く扱いながら解説しています。 ここからは、塾講師・家庭教師の経験を活かした、内定者によるその他のES回答をご紹介していきます。 キリン内定者の回答 大学時代に力を入れて取り組んだことを2つ 阪急電鉄内定者の回答 最近あった出来事で友達に伝えたいことを具体的に教えてください。 YKK内定者の回答 YKKを志望する理由を教えて下さい。 また、あなたがYKKでやってみたいことを教えて下さい。 400文字以内 三井住友トラスト・グループ内定者の回答 これまであなたが取り組んできたことの中で、一番達成感が得られたこと、or やり遂げたことで充実感を得られたことを具体的に記入してください。 (全半角400文字以内) トヨタ内定者の回答 大学時代に最も力を入れて取り組んできたことについて教えてください。 photo by.

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たかがバイト、されどバイト。長期インターンに負けないガクチカがそこにある|就活サイト【ONE CAREER】

家庭教師 ガクチカ

元祖「就活塾」である「就活の家庭教師」は、マンツーマン指導が売りです。 ・キャリアカウンセラー資格保有 ・(現役・元)大学キャリアセンター所属キャリアカウンセラー ・就職支援経験5年以上 ・採用人事経験5年以上 という条件を全て満たした経験豊かなプロのキャリアカウンセラーが、就活生と二人三脚で就活をサポートします。 就活生それぞれによってサポート内容が異なるため、マスプロ教育的なやり方では内定獲得は難しいと我々は考えています。 それなので、当塾では少数精鋭方式を採用しています。 (支援できる塾生は、少人数に限定させていただいております。 ) 内定獲得に悩む就活生の皆さん、ぜひご相談ください! 048-650-5139(年中無休:9時~22時) info shukate. では、就活をスタートした3年生の就活支援を中心に、まだ就活を終えていない現4年生にも対応していますよ。 うれしいことに新刊の評判は上々です。 手前味噌で恐縮ですが、実践的な内容にこだわって書きましたから、よくある就活本の「こんな曖昧な表現で受かるの?」という懸念は払しょくできていると思います。 ぜひ手に取ってみてください。 さて、昨日から「大学時代に力を入れたこと(ガクチカ)」、「学生時代に打ち込んだこと(ガクウチ)」の作り方について、面接シーンを念頭に置いて、シリーズで説明しています。 今日初めてここに来られた方は、昨日の記事からお読みになることをお勧めします。 それでは、今日は「アルバイトでの経験」をベースにする場合です。 ここでは「自分一人で凄く売り上げた!」、「アルバイト先で社員以上の活躍した!」みたいなアピールに走り勝ち。 このブログでも、で書きましたが、みんな凄過ぎるエピソードばかり。 しかし、熟練したビジネスパーソンの面接官からすると、たかがアルバイトの立場で、そんなに凄いことを本当に成し遂げられたのか? と、かえって穿って見られ、マイナス評価につながる危険性があります。 凄いことを書かなければならない、言わなければならない、という脅迫概念はまず捨てましょう。 事実ならばともかく、誇張した話や嘘は絶対にやめておくことです。 さて早速、先に回答モデルを見てみましょう。 中でも私は、店の売上アップの取り組みに力を注ぎました。 ここは個人経営のため普段からアルバイトだけで切り盛りしているのですが、大学2年の時に近くに大手チェーン居酒屋が進出した影響で、売上が大きく減少してきたのです。 アルバイトスタッフみんな仲が良く、オーナーも自由にやらせてくれる寛容な方でしたので、みんながこの店に愛着がありました。 それなので、売り上げ減少には強い危機感を抱き、何とか売上を回復させよう、ということになって、私は自分たちでできる売上UPのアイデアを、それぞれが考えるよう提案しました。 私自身はコメントを添えた手書きメニューを表示する居酒屋が今、当たっていることを発表し、また割引券を配布して集客増につなげよう、といったアイデアもあり、これらをオーナーに提案し許しを得ました。 私は日替わりメニューを手書きし店内の目立つところに貼り、手が空いている時は駅前で割引券を配りました。 手書きのメニューを見たお客様から、「ユニークでいいね」、「このメニューはどんな料理?」などと反響があり、また割引券を持って入店される方も徐々に増えてきました。 これらの地道な取り組みの結果、少しずつですが売上が戻るようになり、何とか以前の水準まで戻そう、とスタッフみんなで一位団結して頑張っているところです。 この経験から、協力することの大切さ、自発的に行動することの意義を学ぶことができました。 」 アルバイト先の居酒屋の売上が回復したという成果があっても、私達が売上をアップさせた!というアピールに偏っていません。 むしろ掲げた目標に向けての具体的な取り組みを詳細に語ることで、みんなと協力しながら、自発的に行動できる長所が伝わってくると思います。 次回はボランティアをベースにした「ガクチカ・ガクウチ」の作り方を説明します。 以上、私見ですが就活を進めるにあたって、ぜひ参考になさってください。 PS ちょうど今、エントリーシート作成支援やグループディスカッション対策支援の依頼が、私のところに殺到しています。 しっかりと固めて自身が持てるものができれば、後が楽ですよ。 タイミングが合わないものは、お断りするケースもありますので、早めに早めにお願いいたします。 TEL: 048-650-5139(9時~22時 年中無休) さて、おそらく日本で一番最初に「就活塾」という名称で就活支援を始めたのは私達です。 実際、弁理士にお金を払って商標登録の手続きも進めたことがあります。 (私達が始めたのは平成16年からですので、もしこれよりも前に始めておられてうちが先だ!という方はご面倒でも一報ください。 ここできちんとお詫び申し上げて、このキャッチフレーズを訂正させていただき、もし経済的損失が発生しているのであれば、それにもきちんと対応しなければならないと考えています。 ただし、私達よりも後発組で同じ名前を使用しているとなると、法的にややこしい問題になりそうなので、ご注意ください。 (今弁護士にも相談しています。 )) 今や「就活塾」という言葉が一般名詞化し、他の業者さんが学生から高額な料金を徴収するということでマスコミをにぎわしたこともあり、かえってこの名称を表に出すのはイメージダウンなケースもありますが、我々は大学所属のキャリアカウンセラー&元企業の採用担当者として、堂々と就活支援をやってきた自負があります。 就活塾では、就活生に対して適正かつ丁寧な就活サポートができればと思っていますので、就活に悩んでいる学生さんは、ぜひお気軽に相談してください。 2015年度は、明治学院大学、拓殖大学、帝京大学、東京女子大学、筑波大学、東京電機大学、東京農業大学、拓殖大学、文教大学、武庫川女子大学、龍谷大学、産業能率大学、中央大学、埼玉工業大学、東京経済大学、慶應義塾大学、東京国際大学、武蔵野美術大学、明治大学、同志社大学、日本女子大学、立命館大学、九州共立大学、武庫川女子大学、山口大学といった学生の就職支援を行っています。 2014年度は、東京大学、慶應義塾大学(法学部・環境情報学部)、早稲田大学(政経学部・スポーツ科学部・人間科学部)、中央大学(商学部)、日本大学、法政大学、同志社大学、立命館大学大学院、立命館大学(経営学部・産業社会学部)、関西学院大学(法学部・社会学部)、関西大学、神戸学院大学、梅花女子大学、奈良大学、聖心女子大学、滋賀県立大学、北海道大学、津田塾大学、佛教大学、神戸大学、大阪産業大学、大阪商業大学、日本大学、四天王寺大学、福岡大学、東京理科大学、京都工芸繊維大学、学習院大学といった学生の就活支援を行いました。 就活は最初が肝心。 初回は無料で相談をお受けしていますので、お気軽に。 TEL: 048-650-5139(9時~22時 年中無休).

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