インスリン 注射。 【糖尿病とインスリン注射】糖尿病外来専門 山王内科クリニック

【糖尿病とインスリン注射】糖尿病外来専門 山王内科クリニック

インスリン 注射

2016年8月1日掲載 血糖値を下げる薬には、飲み薬(経口薬)と、注射薬があります。 ここでは、血糖値を下げる注射薬について詳しく説明します。 血糖値を下げる薬について、 ・ ・ ・ もご覧ください。 血糖値を下げる注射薬の種類 注射製剤には、大きく分類してGLP-1(ジーエルピーワン)受容体作動薬と、インスリン製剤の2種類があります。 両方とも注射薬ですが、インスリン製剤はインスリンそのものを補充するのに対し、GLP-1受容体作動薬は、からだからのインスリンを出しやすくする作用があります。 それぞれの種類の注射薬について、詳しくみていきます。 薬についての全ての情報が記載されているわけではありません。 ご自身の薬について、詳しくは主治医、薬剤師、医療スタッフとよく確認しましょう。 ほかの病気がある方、妊娠中の方は特に注意が必要です。 使用中の薬に対する不安、不明な点がある場合も中止せず、まずご相談ください。 また、薬についての詳しい情報を知りたい方は、もご参照ください。 GLP-1 (ジーエルピーワン)受容体作動薬 インスリンの分泌を促す注射薬 一般名 (商品名) 毎日注射する製剤 1日1回注射する製剤:リラグルチド(ビクトーザ)、リキシセナチド(リキスミア) 1日2回注射する製剤:エキセナチド(バイエッタ) 1週間に1回注射する製剤 エキセナチド持続性注射剤(ビデュリオン)、デュラグルチド(トルリシティ) 作用 血糖が高い時にインスリンの分泌を促し、グルカゴン濃度を低下させ、血糖値を下げます。 また、胃・腸管での食べ物の移動が遅くなり、消化のスピードが遅くなる、食欲をおさえる作用などがあります。 体重を減らす作用があります。 単独の使用では低血糖の可能性が低い注射薬です。 インスリン治療はどんな人に使うの? インスリン製剤は、インスリンそのものを外から補う注射薬です。 まず、インスリン製剤はどのような方に用いられるかご紹介します。 ご自身の膵臓から必要なインスリンを十分出せない方は、インスリン製剤で外から補う必要があります。 インスリン治療が 必須となる場合と、インスリン治療が あった方が望ましい場合があります。 インスリン治療が必須な場合• ご自身のインスリン分泌がほとんどなく、生きていくためにインスリンの補充が必須となる方• 高血糖が理由でこん睡になっているとき• 重い肝臓の障害、腎臓の障害を合併しているとき• 重い感染症や外傷がある、中等度以上の外科手術を行うとき• 糖尿病合併妊婦、また妊娠糖尿病の方で食事療法だけでは血糖コントロールが不十分な方( ) インスリン治療が望ましい場合• インスリンが十分に出ないため、血糖値を良い範囲に保つために、インスリンが必要となる方• 血糖値を下げる飲み薬だけでは血糖を良い範囲にコントロールすることが難しいとき• やせ型で栄養状態が低下している場合• 糖尿病以外の病気で、血糖値が上がる治療薬を使用している場合• 緩徐進行1型糖尿病の方 () インスリン製剤の種類 インスリンを外から補うインスリン製剤には、おおきく6つの種類に分けられます。 表1:インスリン製剤の血液中での作用のしかた それぞれのインスリン製剤の種類についてみていきます。 超速効型インスリン製剤 一般名(商品名) インスリンアスパルト(ノボラピッド)、インスリンリスプロ(ヒューマログ)、インスリングルリジン(アピドラ) 作用 インスリンの追加分泌を補う製剤です。 食後の血糖値の上昇を抑えて食後高血糖を改善します。 注射のタイミング 食事の直前に注射します。 効果が出るまでの時間 注射してから10~20分と早い 作用が持続する時間 3~5時間と短い その他 注射後すぐに食事をとらないと低血糖になるため、注意が必要です。 食後の血糖値の上昇を抑制して食後高血糖を改善します。 注射のタイミング 食事の約30分前に注射します。 効果が出るまでの時間 注射してから30分~1時間 作用が持続する時間 5~8時間 その他 注射後約30分に食事をとらないと低血糖になるため、注意が必要です。 中間型インスリン製剤 一般名(商品名) 生合成ヒトイソフェンインスリン(ノボリンN)、ヒトイソフェンインスリン(ヒューマリンN)、中間型インスロンリスプロ(ヒューマログN) 作用 インスリンの基礎分泌を補う製剤です。 空腹時血糖の上昇を抑制します。 注射のタイミング 1日のうちの決めた時間に注射します。 効果が出るまでの時間 注射してから30分~3時間 作用が持続する時間 18~24時間 その他 成分が沈殿している懸濁(けんだく)製剤なのでよく振ってから使用します。 持効型溶解インスリン製剤 一般名(商品名) インスリンデテミル(レベミル)、インスリングラルギン(ランタス、ランタスXR、インスリングラルギンBS)、インスリンデグルデク(トレシーバ) 作用 インスリンの基礎分泌を補う製剤です。 空腹時血糖の上昇を抑えて、1日の血糖値を全体的に下げる働きがあります。 注射のタイミング 1日のうちの決めた時間に注射します。 効果が出るまでの時間 1~2時間 作用が持続する時間 ほぼ1日にわたります。 超速効型や速効型といった短く作用するインスリンと、長めに作用する中間型インスリンを、あらかじめ決まった割合の量で混合してあります。 混合製剤の種類によって、短めに作用するインスリンと長めに作用するインスリンの配合割合が異なります。 注射のタイミング 指定された食事の前に注射します。 混合されている追加分泌を補うインスリンの種類(超速効型または速効型)によって、食直前に注射するか、食事の30分前に注射するかが異なります。 作用が持続する時間 追加インスリンの作用時間としては、混合されている超速効型または速効型インスリン製剤の作用時間と同じです。 基礎インスリンの作用時間としては、中間型インスリン製剤とほぼ同じになります。 その他 成分が沈殿している懸濁(けんだく)製剤です。 懸濁製剤の場合はよく振ってから使用します。 使用方法についてよく確認しましょう。 配合溶解インスリン製剤 一般名(商品名) ライゾデグ配合注フレックスタッチ 作用 インスリンの基礎分泌、追加分泌を同時に補えるようにつくられた製剤です。 持効型インスリン製剤であるデグルデグと、超速効型インスリン製剤であるアスパルトを7:3の割合で含有した製剤です。 注射のタイミング 指定された食事の直前に注射します。 効果が出るまでの時間 効果の発現は超速効型インスリン製剤と、持効型インスリン製剤のそれぞれの作用時間にみられます。 作用が持続する時間 追加インスリンの作用時間としては、混合されている超速効型の作用時間と同じです。 基礎インスリンの作用時間としては、持効型インスリン製剤とほぼ同じになります。 その他 従来の混合型インスリン製剤と異なり、無色透明で、注射前の混濁操作が不要です。 インスリン治療の実際 インスリン治療では、その方がご自身で出せるインスリンの量や血糖値の状態、からだの状態などに合わせて、使用する製剤や回数、量を決めて行きます。 インスリン製剤の打ち方には、いくつかのパターンがあります。 強化インスリン療法 インスリン注射を1日に複数回行う方法です。 基礎インスリンを補うために持効型や中間型インスリンを使います。 また、追加分泌を補うために速効型や超速効型インスリンを使用します。 インスリン注射と合わせて血糖自己測定を行い、インスリン単位数の調整を行います。 低血糖への対応を知り、実行できることが大切です。 その他のインスリン療法 インスリンの基礎分泌が比較的保たれていて食後の血糖値が高い方に対して、食事前に速効型や超速効型インスリンのみを使う場合があります。 また、飲み薬でコントロールが難しい方に対して、基礎インスリンのみを補う持効型や中間型インスリンを追加して使用することもあります。 他にも、1日2-3回の混合型インスリン製剤の使用などいくつかの選択肢があります。 糖尿病の状態とライフスタイルに応じて実施可能な方法を主治医と相談しましょう。 持続皮下インスリン注入療法(CSII:シーエスアイアイ) 持続皮下インスリン注入療法(CSII)は、携帯型インスリン注入ポンプを用いて、インスリンを皮下に持続的に注入する治療法です。 食事ごとの追加インスリンはボタン操作で単位(インスリンの量)を設定し注入します。 従来のインスリン療法で血糖コントロールが難しい場合や、低血糖が多い場合、血糖コントロールをよりよくしたい場合、あるいは生活の自由度を高めたい場合などに有効と考えられます。 複数回のインスリン注射でも血糖コントロールが不安定な糖尿病の方や、手術や妊娠中などで厳格な血糖コントロールが必要となる方などが適応となります。 必ずしも1型糖尿病の方だけが対象になる治療法ではありませんが、より詳しくCSIIのことを知りたい方は、1型糖尿病の項にある解説のページを参照してください。 () 血糖値を下げる薬をお使いになる方は、低血糖になる可能性があります。 低血糖についてよく知り、また、いざという時の対応ができる事がとても大切になります。 詳しくは、、をご覧ください。 ご自身の薬については、主治医や担当の医療スタッフとよく確認しましょう。 血糖値を下げる注射薬の実際の使用方法については、担当の医療スタッフと確認をしてください。 注射製剤の使用方法 使用している注射製剤によって使用方法が異なります。 詳しくは、おかかりの医療機関で指導を受けてください。 表2:注射製剤の使用方法(ペン型のプレフィルド製剤の場合) ステップ 方 法 1• 必要物品を準備します。 注射薬の残量を確認しましょう。 注射製剤、注射針、消毒綿、針捨て容器 2• 流水で手を洗います。 濁った製剤(懸濁製剤)の場合は、よく混ぜます。 上下に10回ふり、手の中で転がして 全体が白っぽく均一になるようにします。 注射する部位を決めます(下記参照)。 同じからだの部分でも、少しずつずらして特定の場所が固くなったりしないようにします。 注射製剤に針をつけます。 注射製剤のゴム栓を消毒します。 注射用の針のふたを開けます。 針をゴム栓に垂直にさしてから、回してしっかりと取り付けます。 針のキャップを外します。 空打ちをします。 注射製剤のダイヤルを2単位、もしくは、指定された量に合わせて、針をまっすぐ上に向け、0になるまで注入ボタンをおします。 1滴でも液が出ることを確認します。 注射の量(医師の指示を確認ください)に単位を合わせます。 注射部位を消毒します。 注射針を皮膚に垂直に刺します。 * 注射は、皮下に入るようにします。 ご使用になる針の長さによって、またお子さんややせていらっしゃるなどの体格の違いによって、注射部位の違いによっては筋肉への注射を防ぐために皮膚を軽くつまむ、注射を刺す角度を45度などにすることもあります。 *ご自身にあった注射の方法を主治医や担当のスタッフとよくご相談ください。 注入ボタンを最後まで押して単位が0になったら、押し込んだまま10秒数えます。 注入ボタンを押したまま、ゆっくり注射針を抜きます。 針にキャップをつけて注射器から外し、針捨てに捨てます。 使用後の針はかかりつけの病院や薬局にお持ちください。 自治体によっては捨てる事が可能な場合もありますので、各自治体に確認してください。 注射製剤にキャップをつけて直射日光を避けた室温で保管します。 注射製剤の保管の方法• 使用中の注射製剤は、直射日光をさけた涼しい室温で保管します。 未開封の注射製剤は、冷蔵庫の凍らない場所(ドアポケットなど)で保管します。 注射の部位 血糖値を下げる注射薬は、皮下に注射します。 注射に良い部位は、 お腹、 上腕の外側、 おしり、 太ももなどがあります。 部位によって、薬が効いてくるまでにかかる時間が違います。 また、同じ箇所にばかり注射を続けると、その部分の脂肪が変化して固くなる、リポジストロフィーができます。 固くなった部分は、薬をうまく吸収できなくなるので、期待している効果が得られなくなります。 注射するところは、同じ部位の中でも毎回少しずつずらしましょう。 低血糖の対策をしましょう 注射薬の中でも、特にインスリンを使用している方、GLP-1受容体作動薬でも低血糖になりやすい内服薬を一緒に飲んでいる方は、低血糖の症状やいざという時の対処方法を知っておきましょう。 詳しくは「」をご覧ください。 血糖値を下げる薬について、 ・ ・・ もご覧ください。 参考文献• 日本糖尿病学会編・著 糖尿病治療ガイド2014-2015 文光堂 2014.

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インスリン治療のスライディングスケールとは [糖尿病] All About

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インスリンの量はどのくらいから始める? インスリン量の決め方は、患者の状態によって異なりますが、通常は患者の体重を参考に、1日の全量を決定します。 目安として、普通、体重1kgに対して、0. 8~1. 0単位が必要です。 体重50kgの人であれば、1日のインスリン量は40~50単位となります。 これが基本的なインスリン量と打ち方です。 しかし、糖尿病診療ガイドライン2016には、2型糖尿病のインスリン療法開始時の1日のインスリン投与量の目安について、1日0. 1~0. 本人の膵臓からのインスリン分泌量がどの程度残っているかわからないので、少ない量から始めて徐々に調整していきます。 インスリンの使用単位数の上限は? 速効型のインスリン製剤と持続型のインスリン製剤を併用している患者さんで、トータルの使用単位数が100近い患者さんもみかける。 インスリン製剤の使用単位数の上限とはどのくらいなのだろうか? 健常者で1日に分泌されるインスリン量は24~37単位(平均31単位)で、超肥満の非糖尿病では114単位の例もあったという。 このような健常者の成績をもとに、インスリンがほとんど分泌されていないと思われる糖尿病の人には1日体重kg当たり0. 5~0. 7単位を注射すると言われている 健常者でも30単位くらいの分泌ということは、それ以上インスリンを補充する必要があるのか疑問に思う。 しかし、肥満があるとインスリン抵抗性があって、インスリンを補充しても効きにくいという状況がある。 各インスリン製剤の用量をみると、 アピドラ:中間型又は持効型溶解インスリン製剤の投与量を含めた維持量としては通常1日4~100単位である。 ノボラピッド:持続型インスリン製剤の投与量を含めた維持量は通常1日4~100単位である。 ランタス:その他のインスリン製剤の投与量を含めた維持量は、通常1日4~80単位である。 レベミル:他のインスリン製剤の投与量を含めた維持量は、通常1日4~80単位である。 トレシーバ:他のインスリン製剤の投与量を含めた維持量は、通常1日4~80単位である。 ノボラピッド30ミックス:投与量は症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、維持量は通常1日4~80単位である。 上限は80単位だったり、100単位だったり様々。 インスリンの使用単位数で保険請求上の指摘を受けたことはない。 インスリンの1単位は何ミリグラム? インスリンの量は「単位」で示されます。 普通、薬の量はグラム、重量で示されますが、インスリンの場合は単位。 この「単位」は、医薬品の生物学的活性の強さを示しています。 つまり、どのくらい効くか、というスケール。 なぜ重量じゃないのか。 ホルモンは微量だから、重量を量りにくい。 しかも製造技術や精製技術によって、製品ごとのバラつきが大きい。 今現在は技術も進歩して、だいたい1mg=26単位、1単位=0. 0353mgらしいです。 で、1単位を決めるインスリンの強さとは 「24時間絶食した約2kgのウサギの血糖を3時間以内に低血糖痙攣レベル0. 日本薬局方ではインスリン乾燥物に対し1mg当たり26単位以上を含み,乾燥減量は1%以上と規定されている。 乾燥減量を8%と仮定すると,1mgは28. 3単位となるので,1単位は0. 0353mgとなる。 スライディングスケール スライディングスケールという測定した血糖値によりその時点で注射するインスリン量を変える方法もあります。 血糖値(mg/dL) 速効型または超速効型インスリンの皮下注射量 <80 0単位。 さらにブドウ糖10gを経口摂取 80〜139 0単位 140〜200 2単位 201〜250 4単位 251〜300 6単位 >301 8単位 このスライディングスケールを用いて追加インスリンを決めるのも、問題があります。 血糖が低いとインスリンが少なくなり、その後血糖上昇を来し、血糖が高いとインスリン量が多くなり、その後血糖低下を来す。 そのため却って血糖コントロールが不安定になります。 シックデイとインスリン投与量の決定 患者さんは、いつも自分自身の事について観察、記録していることが大切です。 シックデイでは、インスリンの投与量は通常よりも多くなります。 具体的には、自己血糖測定をしている方は、各食前および就寝前に測定しましょう。 具体的なことは、患者さん一人一人によって異なりますので、外来で医師に詳しくお聞きください。 687• 185• 257• 190• 251• 103• 284• 249• 128• 113• 240• 127• 177• 189• 116•

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血糖値を下げる注射薬

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しかし、昔に比べインスリン注射は進歩して簡単に、また安全に注射する事ができます。 初めから拒絶しないで説明を聞いてみましょう。 現在のインスリン注射の主流は、万年筆型の注射器です。 万年筆のインクがインスリンでペン先が注射針となっています。 万年筆とほぼ同じ大きさですので、どこにでも持って行けます。 針も糸のように細い針ですので、痛くありません。 注射をする場所は主に腹部です。 太ももや腕にも打つことも可能です。 インスリンの種類 インスリンは効果発現の速さから超速効型、速効型、中間型、持効型、混合型(超速効型または速効型と中間型を混ぜたもの)製剤に分類されます。 例えば、超速攻型ノボラピッドを注射すると、10分後から効果が表れ、1~3時間後が最大効果となり、5時間後には効果がなくなります。 インスリンの特徴を知っておきましょう。 10Rから50Rまでの混合比の異なる種類がある。 注意:食事の直前に注射しましょう)。 配合溶解 ライゾデグ配合注。 超速効型と持効型インスリンを混合したもの。 また、運動や注射部位の違いで思ってもみない時間に低血糖を起こすこともありますので注意しましょう。 使用しているインスリンの特性を十分理解して使用しましょう。 注射の必要な人は? 1 必ずインスリン注射が必要な人:、や重症感染症の人、糖尿病合併妊婦 等 2 インスリン注射に変更した方が良い人:経口剤にても血糖のコントロールが悪い人、経口剤にアレルギーのある人 等 注射針は同じ? 注射針も様々な種類のものがあります。 太さや長さが異なります。 例えば、31G8mmはやや太めで長さが8mmの針。 34G4mmは細い長さが4mmの針です(31GのGは太さを表します・数字が大きい程細い針です)。 細い針ほど痛みは少ないです。 皮下脂肪厚さ、インスリンの量、注射部位などを考えて自分に合った針を選びましょう。 注射は1日1回でいい? 超速効型インスリンの毎食前3回注射、混合型や中間型インスリンの朝夕1日2回注射、超速攻型インスリンの毎食前と就寝前に中間型インスリン注射の4回注射など、患者さんの状態に応じて注射回数やインスリン量、インスリンの種類を決定します。 インスリン療法と経口薬療法を併用する治療(BOT)もあります。 (BOT治療を含むインスリンの情報についてはも参考に。 BOT Basal Supported Oral Therapy 経口血糖降下剤と基礎インスリンとの併用療法 2型糖尿病の患者さんで、多くのお薬を最大限飲んでいるのに血糖が下がらず、HbA1cも目標値にほど遠い人に対し、お薬に併用して基礎インスリンを1日1回(2回のこともあります)注射を行う治療です。 一日中効いているため、どの時間の血糖も一定に下げてくれます。 これにより高血糖の時間が少なくなり、高血糖による膵臓に対する糖毒性が軽減され インスリンの分泌機能も回復し、血糖コントロールが改善されます。 以前は、経口剤が効果がない場合はインスリンの2回3回4回注射となりましたが、1日朝1回の注射であれば仕事が忙しい人にも可能。 また低血糖の可能性が少ないため、多くの人が安心してインスリン注射の治療を受けることができるようになりました。 2型糖尿病で思うように治療が進まない人には、この治療にて血糖低下し良好な血糖コントロールが期待できます。 補足:血糖自己測定(SMBG:self-monitoring of blood glucose) 腕の内側や指先に専用の針を刺し、少量の血液で血糖を測定します。 血糖コントロール状態の把握や、インスリン量の決定の参考にします。 最近の測定器は痛みなく測定できます。 体調の悪い時や低血糖を疑った時、には、病態の把握に役立ちます。 当院では2型糖尿病の方にも自己測定器を貸し出し、自分の1日の血糖を把握してもらい治療に役立てています。 患者さんが気をつけること 低血糖:インスリン療法や経口血糖降下薬使用中の患者に起こる可能性があります。 発汗、不安、動悸、頻脈、生あくび、目のかすみなどの症状がおこります。 低血糖と感じたら、我慢せず、すぐにブドウ糖やブドウ糖を含むジュースなどを服用しましょう。 血糖を測定できれば測っておきましょう。 症状が改善しても早めに主治医に相談してください。 車を運転する時には、低血糖症状を感じたらすぐに車を止めてブドウ糖を摂取しましょう。 事故を起こす危険性があります。 激しいスポーツの途中、時間が経っていても突然低血糖を起こすことがありますので注意が必要です。 :糖尿病の治療中に発熱、下痢、嘔吐などで食事が取れなくなった時をSick dayと呼びます。 このような時は、十分水分を摂取し、消化の良いおかゆやジュース、アイスクリームなどを取るようします。 突然インスリン注射を中止せず、血糖を測定し、病状の把握をしましょう。 放置すると、著しい高血糖になったり、ケトアシドーシスという代謝異常が生じて昏睡に陥ることもあります。 早期に主治医に相談しましょう。 : 著しい高血糖により倦怠感や胃腸症状などの前駆症状のあとに、意識障害、昏睡状態となります。 至急主治医に相談して入院治療が必要です。

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