ウツボ 稚魚。 ウツボの生態や天敵、噛まれる危険性や毒性について

ウツボ

ウツボ 稚魚

ウツボ類の咽頭顎。 口を開けると咽頭顎が前に出る 大きさは全長20センチから4メートルまで幅広いが、全長1メートル前後の種類が多い。 他のウナギ目魚類同様に体は前後に細長い円筒形で、腹鰭がし、・尾鰭・臀鰭が一繋がりになっている。 ただしウツボ類の体はいくらか上下に平たいものが多く、腹鰭のみならず胸鰭も退化している。 体色は種によって様々で、多くは生息環境に応じたとして地味な色をしているが、トラウツボのように単体で見ると派手な紋様をもつものもある。 中にはのように鮮やかな体色のものもいる。 は大きくの後方まで達し、鋭いが発達する。 種類によっては鼻先が湾曲し、口を完全に閉じることができないものもいる。 なおウツボ類は獲物を捕えるための口顎の奥に、食べたものを食道に進めるための「咽頭顎」を持っている。 また魚のは左右に2対あるが、ウツボ類は2対の鼻孔が鼻先と目の近くに離れてついている。 鼻孔が管状に伸びた種類が多く、ハナヒゲウツボでは状にもなる。 は小さく目立たない。 は厚く、体のみならずまでも覆う。 は微小で皮下に埋もれる。 生態 [ ] に食いついたウツボの一種( Gymnothorax undulatus) 夜間、沿岸の海中にて撮影 全てが温暖な地域の浅海に生息し、特にや岩礁に生息する種類が多い。 一部の種類はを含むや淡水域にも侵入する。 表皮が湿っていれば粘膜を介したによって30分ほどは水中でなくても活動が可能なので(日本に居る種でも)、強力な嗅覚で、に這い上がって小魚を狩ったり、岩場で魚をさばいている釣り人のところへ上がってきたりすることがあり、注意を要する。 基本的には巣穴からあまり動かず、岩陰やに潜んで獲物を待ち伏せるが、夜になると海底近くを泳ぎ回ることもある。 食性は肉食性で、魚類・・などの小動物を大きな口で捕食する。 特に類にとっては有力なの一つとなっている。 またや岩礁の食物ピラミッドの頂点である。 自分より大きな敵が近づいた時は大きな口を開けてし、それでも敵が去らない場合は咬みつく。 はないが歯は鋭く顎の力も強いので、人間が咬みつかれると深手を負うことになる。 ウツボ類の分布域では、やなどの際に十分な注意が必要である。 ただし見た目のイメージと違い臆病な所もあり、人間の側から無用な攻撃や接近をしない限りは積極的に噛み付いてくることは少ない。 潜水中にウツボと遭遇した際にはゆっくりと離れれば攻撃を受けることは少ない。 またが魚の切身や等の餌を見せると、巣穴から出てきてそれに喰らいつくことがある。 ダイバーに慣れたウツボの中には巣穴から出てきて餌をねだったりする行動も見られる。 他の動物にとっては危険な肉食魚ではあるが、ウツボ類の周囲には、、の若魚、などの小動物が見られる。 これらはウツボ類の皮膚表面や口の中のをすることでウツボ類としており、ウツボ類もこれらの小動物を捕食することはまずない。 また、類とも相利共生の関係にあり、この場合は、イセエビは天敵であるタコから守ってもらえ、ウツボの方は大好物のタコがイセエビに吊られて自分から寄ってきてくれるというものとなっている。 サンゴ礁付近ではと協力して狩りを行うことも報告されている。 またウツボ類の食事のおこぼれにあずかろうと多くの小魚がウツボの採餌についていくといった行動も観察されている。 分類 [ ] 背鰭と尻鰭が体の大半に及ぶと、鰭が尾端部だけにあるに分けられる。 - 、など• - 、など• - (1種のみ)• - ウツボ、、、、、、、、、など多数• - (1種のみ)• - (1種のみ)• - など• 大きく口を開けたトラウツボ (虎鱓) Temminck et Schlegel, 1846 全長90cmほど。 鼻孔が管状に伸びて鼻先と目の上にのように突き出る。 顎が上下とも湾曲していて口を完全に閉じられず、鋭い歯を剥き出しにする。 また、全身に黒褐色で縁取られた白い斑点があるのも特徴で、ウツボよりも鮮やかな体色をしている。 インド太平洋の熱帯・温帯域に分布し、日本では中部以南に分布するが、以南のには分布しない。 地方によっては食用にする。 標準和名はでの呼び名に由来し、他のとしてジャウツボ(高知・)、コメウツボ(和歌山県)などがある。 ウツボ(鱓) Temminck et Schlegel, 1846 全長80センチほど。 全身は黒褐色と黄色のまだら模様だが、全体的に見ると幅の狭い横しま模様となり、日本産ウツボ類の中では最も横しま模様が多い。 また、尻鰭の縁が白いことでよく似たミナミウツボ G. chilospilus Bleeker, と区別できる。 本州中部以南から、まで北西太平洋に広く分布するが、以南の琉球列島には分布しない とされたが、にはごく稀だが分布している。 地方によっては食用にする。 ナマダ(東京)、ジャウナギ()、ヘンビ(和歌山県)、ヒダコ()、キダカ()など多くの呼称がある。 種小名" kidako"は神奈川県やでの呼称「キダコ」に由来する。 キダカやキダコといった地方名は、気が荒いことを表す「気猛」に由来するとされる。 ドクウツボ (毒鱓) Bleeker, 1859 体長3メートルの記録がある大型種で、鰓孔が黒いことで近縁種と区別できる。 インド洋と太平洋の熱帯域に広く分布し、日本では琉球列島で見られる。 食用にもされるが名の通り大型個体は毒を持つことがある。 (紋様丈鱓) Bleeker, 1858—59 全長80cmほどで、他のウツボ類よりも体が非常に細長い。 頭部に小さな黒点が散らばり、体の割に背鰭が高い。 西太平洋からインド洋の熱帯域に分布し、日本では琉球列島に分布するが、捕獲例は少ない。 (花髭鱓) Garman, 1888 全長1. 2メートルほどで、他のウツボ類より体が比較的細長い。 鼻先の鼻孔が状に広がり、さらに下顎にも2本の細い状突起を持つ。 奄美大島以南の西太平洋熱帯域に分布し、サンゴ礁に生息する。 の性転換をすることも知られ、全身が黒くて背鰭が白い若魚が、体が青く口先と背鰭が黄色のオスに成長し、更に全身黄色のメスに成長する。 オナガウツボ (尾長鱓) Hamilton, 1822 体長4メートルの記録があり、ウツボ類最長の種類とされる。 他のウツボ類よりも体が細長く、体色は淡褐色をしている。 インド太平洋の熱帯海域に分布し、浅海の砂泥底に生息するが、汽水域や淡水域に侵入することもある。 利用 [ ] や、各種のなど沿岸漁業で漁獲されることがあるが、鋭い歯で網や釣り糸を切断したり、暴れて網をもつれさせたりする上、水揚げしても咬みついてくる危険が大きいので十分に注意を要する。 釣り上げた場合には道糸ごと切断して逃がす釣り人もいる。 生息するほとんどの地域では利用されないが、食用にする地域も各地に点在する。 日本では・・・九州・沖縄、では・・などでウツボが行われている。 多くは長い筒状の(うけ)を多数海底に沈めて漁獲し、この中に餌を入れて誘い込む場合もある。 これらの筌は地方によって「うつぼ篭」「戻り篭」「もんどり」などと呼ばれる。 地域によって食用にする種には違いがある。 ウツボ属の魚でも骨などが多く食用に適さない種類やドクウツボのように毒を持つものもおり、大型個体を食用にする際は咬みつきに加え中毒にも注意が必要となる。 厚い皮と小骨があって調理に手間がかかるが、白身で美味とされている。 と同様にを行うことが多い。 地方によりも異なる。 日本ではウツボ、、などを漁獲し、、、、、、、、、などで食用にする。 千葉県地区では、房州弁で「ナマダ」と呼ばれ、開いてでこすったあと、塩漬けして天日干しにする。 南部では正月料理の食材として珍重される。 ではウツボの干物を千切りにしてにした後、と醤油のを絡ませたウツボの揚げ煮が間食的に食べられているが、やなど、他の種は小骨が多いなどの理由で食用にされない。 中国のではやなどを「油追」(ヤウジョイ yau4jeui1)と称し、唐揚げやなどにする。 食用以外にも、厚く丈夫な皮膚をなめし、として利用することがある。 また、体色が多種多彩なこと、大きな威嚇の動作をすること、共生動物が多いこと、前述したように餌に釣られることなどから、などでは観察や撮影の対象となりやすい。 フグ毒への耐性 [ ] ウツボは上記のようにさまざまな海洋生物を捕食するが、2020年には産卵で海岸に押し寄せたを襲う姿が頻繁に確認されるようになった。 そこで、クサフグを丸呑みにした個体をが解析したところ、その消化が進む胃の内壁からフグ毒が検出されたため、ウツボはフグ毒への耐性を持ち、フグを餌としている可能性が高いという。 脚注 [ ]• and D. Pauly. Editors. 2009.. World Wide Web electronic publication. www. fishbase. 【仰天ゴハン】ウツボグルメ(高知県)海のギャングは色白美人『』朝刊別刷り「よみほっと」1面(2019年6月2日)。 日本経済新聞 日本経済新聞社. 2020年6月27日. 2020年6月27日閲覧。 関連項目 [ ] ウィキスピーシーズに に関する情報があります。 ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。

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ウツボの種類

ウツボ 稚魚

ウツボの種類 日本のウツボから海外のウツボまで 写真を交えてウツボの種類を簡単に紹介します。 ウツボは種類が多く、日本近海でも 40種類近くが知られている。 他の海水魚と違う特徴としては、 うろこ、胸ビレ、腹ビレ、舌がないという点があげられる。 主に夜行性で、昼は岸近くの岩礁やサンゴ礁のすきまに潜んでいるウツボが多い。 凶暴そうな見た目であるが人間が手をださないと、ほとんど 攻撃してこない種類が多い。 歯は鋭く危険であるが、慣れると直接触ったりもできる。 カンブリア宮殿の江ノ島水族館の回で、ウェットスーツを着た 飼育員の方がウツボを直接抱いている場面もあった。 よく地方では食用とされるが、ドクウツボ、ゴマウツボ、ハナビラウツボ、ナミウツボなど 猛毒性ののシガテラ毒を体内にもっているウツボの種類もすくなくない。 地域によってシガテラ毒が無いある場合もある。 ウツボの種類 一覧• ウツボ• ドクウツボ• インディアン・モレイ• アデウツボ• アセウツボ• グリーンモレイ• ハナヒゲウツボ• トラウツボ• ゼブラウツボ• クモウツボ• オナガウツボ• ホワイトモレイ• ゴールデンモレイ• ハナビラウツボ ウツボの種類 ウツボ属 ウツボ 本州の関東以南からフィリピンにわたって生息して、普通に 見られるウツボの種類。 食用ともされるが、かなり骨の処理に手間がかかるよう。 ドクウツボ 噛まれると毒になるわけでなく、 体内に猛毒をもつ。 みるからに毒々しいのであまり食べるひとはいないと思いますが 体内にシガテラ毒をもつウツボの種類で食べるとアウト。 食べる以外の人間への被害はほとんどない。 インディアン・モレイ 鑑賞魚用としてもよく販売されるウツボの種類。 写真の固体は成魚で、幼魚のときはもう少し模様が はっきりとしていて綺麗。 アデウツボ By: トラウツボはウツボ科トラウツボ属の海水魚。 南日本からインドネシアにかけて分布する。 表皮がトラ模様のようなウツボでよく観察すると なかなか綺麗な姿をしている。 写真のものは自然下のもの。 飼育下では白い部分がかなり綺麗に見えるので 実物をショップなどで見たら欲しくなる人も多いはずだ。 トラウツボの歯はかなり鋭い、全長は約80cmになる。 いろいろなトラウツボの写真を観覧してみるとわかるが 口は大きくて完全に閉じることができない。 見た目とは裏腹にかなり温和な性質を持つので 飼育はしやすい。 中型程度の海水魚であれば混泳させること も可能な種類が多い。 飼育する際は初期の餌付けに苦労することが多く 拒食症を起こしやすい。 トラウツボは餌をあまりにも与えすぎると、知らない所で 吐き出して水質を悪化させるので与えすぎないようにする。 食べなくなるようになるまで餌を与えるのは 与えすぎで、すこし少ない程度に与えるのが良い。 ヤフオクのになるが、 トラウツボの通販での販売価格は ここ2014年~2017年 3年間ほどの過去のデータからみても ほとんど出品されておらず、過去に 2014年9月に2匹のみ取引されていたようだ。 海水魚ショップの実店舗では3万以上の高額でも取引されていたりもする。 トラウツボはマニアックな部類の海水魚なので なかなか手にはいりづらい。 トラウツボを欲しいとおもうかたは なかなか出回らない種類なので通販で安い個体を見つけたら 素早く手にいれておいたほうが良いかもしれない。 ウツボの種類 ゼブラウツボ属 ゼブラウツボ.

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魚の図鑑リスト

ウツボ 稚魚

・水槽サイズ:90x60x45 アクリル ・濾過とかのシステム:底面濾過、底砂は骨サンゴ砂、エーハイムでクーラーを接続・循環。 ・水換え頻度:1ヶ月に1回、20リットルほど。 ・水温:25度 ・餌やり:週に1〜2回 ・飼育種、匹数、混泳など:トラウツボ、ネコザメ、ヤマトカラッパ、ツノガニ この水槽は、オーバーフローでサンゴ水槽を組み、その濾過槽として用意した物ですが、ウツボと鮫を入れた時点で、それはもうムリ。 (^^; 一時期は7匹のウツボが入ってましたが、夏に全滅させてしまい、それ以後は、ネコザメとカラッパを飼ってました。 最近、トラウツボを入れ、以後、それなりに順調です。 ・水槽サイズ:45cmガラス規格水槽 ・濾過とかのシステム:ニッソーの小型密閉フィルター&底面濾過 ・水換え頻度:半年くらい換えてません ・水温:25度 ・餌やり:週に1回 ・飼育種、匹数、混泳など:クモウツボ クモウツボを単独飼育している水槽です。 餌の回数が少ないので、この程度の濾過で問題ないです。 水替えも全然してません。 (^^; 蒸発により、海水の濃度があがってしまうので、時々水を足しています。 餌はほとんどイカとタコの切り身です。 前にウツボがたくさん居たときは、時々鰯とかも与えてました。 私の水槽はこんな感じですよ。 ・水槽サイズ: 120x600x450 ただし水位は300 ・濾過: ウェット式オーバーフローで濾過槽600x450x450 ・水換え頻度: 10日〜2週間に1回60リットル ・水温: 21. 5度 ・ご飯: 毎日1回 ・タンクメイト: ポートジャクソンシャーク2匹 30センチ位 とゼブラウツボ 70センチ位 水温はサメ君のために低いです。 ウツボ君のためには、ほんとはもうちょっと高いほうがいいかなと思いますが・・この水温で、サメ君にとっては年中夏、ウツボ君にとっては年中冬になります・・。 ウツボ君が来る前は水温18度でした。 ご飯はイカの切り身で、1センチ弱位に切ったイカを全体で15個くらいばら撒きます。 のんびりしすぎてウツボ君が餌にありつけてないときはピンセットであげてます。 1度に5切れ以上はペロリと食べますけど、餌の適量はいまだによくわかりません。。 成長過程のサメ君と違ってウツボは成魚になってるので、もうちょっと控えてもいいのかなと思うんですが、もの欲しげにいつも口を開けてるので、つい・・。 ウチは、先日5匹のウツボを迎えまして、2本の水槽を新規セットしました。 1本は60cmガラス、1本は60cmワイドのアクリルです。 ・水槽サイズ:60cmガラス規格水槽 ・濾過:エーハイム500、底面直結上部ろ過器。 ・水温:24度 ・飼育種、匹数、混泳など:ゴールデンテールx2匹 ゴールデンテールのコントラストを映えさせるために、底砂を黒いものにしてみました。 普通の大磯よりだいぶ黒い砂です。 ・水槽サイズ:60cmワイドアクリル水槽 ・濾過:エーハイム500、ニッソー小型密閉フィルター ・水温:24度 ・飼育種、匹数、混泳など:ゴールデンx3匹 こちらはゴールデンテール3匹が入っている60ワイドです。 濾過はエーハイム500に、クモウツボの水槽で使っていたニッソーの密閉型フィルターです。 クモウツボのほうには上部濾過器をセットしました。 我が家のクモウツボはこんな感じ ・水槽サイズ 35cm水槽。 ホームセンターに普通に売ってる様なタイプ。 本当はマンション水槽を考えていましたが予算や安全面などを考慮し没案に。 ・濾過とかのシステム 投げ込み式濾過装置です。 これにエアーポンプを通して使っています。 活性炭は入れてません ・水換え頻度 特に定めていません。 汚れが出てきたらまめにかえます。 コケとりも月に1回歯ブラシでこする程度です ・水温 熱帯性の浅海産種ですので、とくに水温をいじっていません。 昨年はヒーターなしで年越し ・餌やり 生の餌が手に入り次第。 タコ類・イワシ切り身を中心にイカ・各種白身魚などをあげます。 クモウツボは甲殻類も食うようですので、エビなども入れてます ・飼育種、匹数、混泳など ウツボはクモウツボ1匹のみ。 昨年11月に採集。 他の魚はシボリ、ミスジリュウキュウスズメダイ 2010年5月採集。 他イシダタミヤドカリ。 これはウツボの残り餌を食わせることのほか、ウツボの非常食の意味合いもあります。

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